【Krush】計量パスの森坂陸と篠塚辰樹、打ち合い上等の構え「ノーガードで」(森坂)「バンバン打ってこい」(篠塚)
10月21日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.154』の前日計量が20日(金)都内にて行われた。
メインイベント、Krushフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチで対戦する王者・森坂陸(エスジム)は57.4kg、挑戦者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)は57.5kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
現フェザー級王者・森坂はバックブローや変則的な打撃を武器とし、今年3月に玖村修平を下して、Krushフェザー級王座を獲得。5連勝中だったが、6月のK-1で椿原龍矢に判定負けした。今回の初防衛戦は再起戦となる。
対する篠塚はプロボクシングからキックに転向。21年3月にRISEからK-1へ移籍し小澤海斗に勝利、同12月には当時のKrush王者・ 新美貴士に挑むもKO負けし、今回は2度目のKrush王座挑戦となる。現在は2連続KO勝利中。
会見に出席した森坂は「勝つのは当たり前、倒せるかどうかの勝負です。減量の最後はもちろんきつかったんですけど、凄くコンディションが良くて仕上がりは完璧なんで、意地とプライド、気合で負ける気しないので勝ちたいと思います」と自信を見せる。
会見冒頭にはKrushの宮田充プロデューサーから「篠塚から入場時にダンサーと一緒に歌いながら登場したいという申し出があったことで、南側の中段から登場することになりました」との発表もあった。
この説明を受けて篠塚は「自分が普段やっているダンスホールのアーティストやダンサーを呼んで自分のダンスホールを見せるので、楽しみにしてください。入場から自分の世界にします」と入場からこだわるようだ。
試合に向けては「トリッキーなやつを上から叩き潰すという感じで、ぶちのめすので楽しみにしていてください」と篠塚が挑発すると、森坂は「どうやって潰すの?」と疑問を投げかける。
篠塚は「(森坂は)背も小さいし、あいつがやることなんて分かってるんで叩き潰す」と言えば、森坂は「俺はいつも通り行くし、気持ちでお互いぶつかり合えば面白い試合できると思うから気持ち折れないようにね。俺もすごい楽しみにしてるよ。よろしく」と返した。
試合に向けて森坂は「今回気合いで戦いたいんで、自分も別に作戦とかない。打ち合いたいになっても、相手はどうせ打たれ弱いと思ってるんで、自分の打たれ強さを信じて会場を盛り上げて、ノーガードで打ち合おうかなと思います」と打ち合いも辞さない構え。
挑発を受けて、篠塚は「昔は練習してなかったんで、打たれ弱かった。今は人生で初めて努力しているので、全然大丈夫なのでバンバン打ってこい。その上から叩き潰します」と余裕の構えを見せた。
防衛戦ということでプレッシャーはないかとの問いには、森坂は「このベルトを失ったら俺、もう終わりだなと思っています。俺が今までやってきた相手は全員チャンピオンクラスですし、それと比べて今回の相手は強くない。Krushってやっぱり打ち合いが盛り上がるし、チャンピオンになったからにはもっと打ち合わなきゃいけないと思うし、このベルトの価値を上げるために僕は逃げはしない。自分のファイトスタイルは変えずに、プラス打ち合うところとか、覚悟のある試合をリングの上で表現するんで、それを今回も期待してほしい」と熱く語った。
▶次ページは【フォト】バキバキに割れた森坂の腹筋など、写真6枚
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