2023/10/24（火）UP
（最終更新：2023/10/30 13:38）

堀口恭司（右）が兄・健太氏（左）と共に新団体を立ち上げた『TOP BRIGHTS』

　堀口恭司（33=ATT）がエグゼクティブプロデューサーを務める、新格闘技団体『TOP BRIGHTS』。第一回大会が1月21日（日）群馬・オープンハウスアリーナ太田で開催されるが、その出場選手発表会見が今月24日、ZOOMで行われた。
　世界各国から強豪選手を集め、元UFCファイターのグレイゾン・チバウ（40=ブラジル/ATT）や、18年の『RIZIN.13』で朝倉未来と戦ったカルシャガ・ダウトベック（29=カザフスタン）らが参戦する。

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『TOP BRIGHTS』は本物志向にこだわり、海外や日本の若手強豪選手にとって“一番輝ける場所”を作ることを目的に設立された。設立発表は今年5月だが、堀口によると「本物志向に海外選手は必須。コロナ騒動で海外の選手が呼べなかった」ため、発表から8カ月後の第一回大会開催となった。

　会見ではMMAマッチとして5人の海外選手の参戦が発表された。
　まず75kg戦として、UFCライト級で06年から18年まで長らく活躍していたグレイゾン・チバウが参戦。10年には宇野薫にKO勝利し、ヌルマゴメドフやマカチェフら後の王者たちとも激闘した強者だ。堀口と同じATTに所属し、自ら希望しての参戦と言う。

18年、朝倉未来（右）と戦ったダウトベッグ

　フェザー級戦では現在5連勝中でACAでも活躍するカルシャガ・ダウトベック。朝倉戦の後に1敗したが、その後4連続1R KO勝利し、怒涛の強さを見せている。
　またバンタム級で4戦無敗の新星コシェン・アカノフ（カザフスタン）、フェザー級でONEにも参戦するベン・ロイル（イングランド）、ライト級でもONEファイターのクルバナリ・イザベコフ（ロシア）の参戦が発表された。

　またムエタイ戦では、既報の吉成名高の他、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者の朝陽・PKセンチャイムエタイジム（PKセンチャイムエタイジム）も参戦する。

　堀口は「団体一発目の大会、デカいのをバンとやりたい。けどまだ団体に力がないので下積みから。一番を目指しているのでワールドワイドに『UFC超すぞ』くらいの勢いで目指す」と、UFC超えの本格団体を目指して行くと意気込む。

　また参戦選手たちについても「海外でUFCでやってた、本当に強い選手を見てほしい」と強豪や期待の若手をセレクトしたと言う。
　なお、それぞれの対戦相手は未定で、彼らの強さから日本人ファイター相手は「なかなか難しい」とし、外国人同士の対戦の可能性が高いと語った。

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