【ONE】なぜ入る!?スーパーボンの右ハイキックが何度も武尊に!”見えない”その理由とは
元K-1 WORLD GP 3階級制覇王者・武尊(32=team VASILEUS)と元ONEフェザー級キックボクシング王者スーパーボン・シンハ・マウイン(33=タイ)のスパーリング映像が23日、スーパーボンのYouTubeチャンネルで公開された。
そこでは、スーパーボンが武尊に何度もハイキックを入れており、その技術力の高さに視聴者からも驚きの声があがっている。
【フォト&動画】スーパーボンが武尊にハイキックを入れる瞬間、試合での衝撃失神KOも
武尊は先月22日にタイへ行き、ルンピニー・スタジアムで開催された『ONE Friday Fights 34』[ロッタン・ジットムアンノンvsスーパーレック・キアトモー9]を現地観戦。その後、タイのスーパーボントレーニングキャンプで練習を行っていた。
今回武尊の相手を務めたスーパーボンは、ブアカーオの弟子で元ONE王者。21年10月のONEフェザー級キックボクシング王座決定戦で、ジョルジオ・ペトロシアンにハイキックKO勝利して王者に。その後2戦で陥落したが、6月には衝撃のハイキック失神KOで勝利し再起を果たしているハイキックの名手だ。
映像を見ると、マススパーリングではあるものの、パンチからテンカオ、そしてハイキックを何度も入れるなどスーパーボンのテクニックが目立つ。身長、階級差もあるが武尊をもってしても非常にやりづらそうだ。
スーパーボンはパンチのフォームから頭の位置を変えずにノーモーションで蹴りへ。蹴りが来るかパンチが来るか分からない。最初は武尊が右のパンチを打とうと振りかぶった瞬間、ガードが開き左ハイキックが入ったが、その後入ったのは右ハイキックばかり。左ハイに対しては武尊はしっかり受けていた。
なぜ右ハイキックばかりヒットを許したか。武尊は右構えのため、左足が前の半身の構え。なので左真横は見えにくく、特にスーパーボンの右ハイキックは武尊が左のパンチを打ったタイミングなどで、左真横かやや後ろから周りこみながら狙って蹴っているため軌道が死角となって見えにくく入ってしまうのだ。
この右ハイキック、外側から被せるように蹴るため、通常のハイキックよりはやや威力が落ちがちだが、実際の試合だったらどのような内容となるか。マススパーでは武尊のフックやバックブローも入っていたが是非とも見たい一戦だ。
投稿を見たユーザーからは、「スーパーボンの打撃の精度がすごい。全部カウンターだしパンチもキックも隙間通してるし、ハイのタイミングがすごい」「激アツ、これタダで見れるのはヤバイだろ!」とスーパーボンの技術力の高さや、豪華コラボに歓喜する声が寄せられていた。
超一流選手とトレーニングを行った武尊だが、果たしてONE初戦はどうなるのか、正式な発表を待ちたい。
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