井上尚弥がタパレス戦で用意した強豪スパーリング相手とは「すごく練習になる」
ボクシング世界スーパーバンタム級2団体(WBC&WBO)王者の井上尚弥(30=大橋)4団体統一戦が決定した。もう一人の同級2団体(WBAスーパー&IBF)王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と12月26日(火)に有明アリーナにて行われることが25日、発表された。
井上は囲み取材で、現在のスパーリング練習について「すごく良い内容で出来てる。あと2か月、完璧に仕上げる」と言い切った。
【フォト・動画】井上尚弥がパートナーのIBO王者に左を打ち込む!会見での意気込み映像も
井上は会見で「今はメキシコのパートナーとスパーリングを開始し、自分でも良いモチベーション、内容で進めている」と充実した練習が出来ていると語った。
また大橋会長も「メキシコ、フィリピンから5人のスパーリングパートナーを呼んでいて、既に素晴らしい内容でスパーリングが始まっている」と環境に自信を持つ。
“5人”のうち、一人は日本未公認のIBO世界同級王者のエリック・ロブレス(メキシコ)。7月に王座を獲得したばかりで、タパレスと同じくサウスポーかつ好戦的なタイプだ。IBF同級15位でもある。もう一人もサウスポーのホセ・アンヘル・ガルシア(メキシコ)だ。この2人は井上尚弥のタパレス対策として招致した。
井上はこの2人について「1ヵ月間いてもらう予定で、また1ヵ月にメキシコから2人交代で来てもらう。今のパートナーはすごく練習になるので、延長してほしかった」と語る満足ぶりだ。
もう3人は、11月15日に元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハスと対戦する弟・拓真のパートナーだ。アンカハスもサウスポーであり、このため10月半ばからサウスポーのフィリピン人パートナーを3人ジムに招いた。
これで大橋ジムには現在、5人のサウスポーパートナーがいることになる。この恵まれた環境で井上は、2階級目となる4団体統一を目指すことになる。
井上は「残りの期間、さらに集中度を増し、完璧な状態に仕上げる」と意気込んでいる。
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