【RIZIN】鈴木千裕、ケラモフに“稲妻落とす”KO宣言!「格闘技の一番、面白い瞬間を見せたい」=11.4アゼルバイジャン
11月4日(土)アゼルバイジャンで開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』のフェザー級タイトルマッチにて、王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑む鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の個別インタビューが、本日2日、戦地となるアゼルバイジャンにて行われた。
前回の現地での記者会見で鈴木は、ケラモフと乱闘騒ぎを起こすなど大きな話題を提供したが、今回は静かに得意の右でのKOを宣言した。
【フォト】鈴木、会見でケラモフと乱闘騒ぎ!/ベラトール王者を一撃KOする瞬間
会見に登壇した鈴木は、リラックスした表情で「心境はいつも通りで、あとは体重調整だけかなと思っています」と、ときおり笑顔すら見せた。体重は、リミットまで残り3kgで、これは普段と同じだという。
アゼルバイジャンでは、時差ボケを解消するために睡眠をとり、ミット打ちで体を動かし、減量食をとって決戦に控えていると明かした。リカバリー食のサムゲタンは日本から持参したといい、あとはケバブなど現地の食べ物をとるようだ。鈴木は異国の地でもマイペースを貫いているといい「特別なことをするのは弱い人がやること。普段と同じことをやるだけ」とコメントした。
現地で鈴木が感じたのは、アウェーの雰囲気ではなく「人が温かく、いい国」という印象。「試合当日、リングへ上がった時にそれが分かる」と警戒しつつも、「ただ、みんな格闘技が好きなのは同じ」と敵対心は持たないようにしている。
ケラモフの印象について鈴木は「全部の局面でバランスがいい。それでも局面によって弱点があると思っています。1Rで5回チャンスを作って、トータル15回のチャンスで仕留めたい」と自信をのぞかせた。
試合展開は、やはり鈴木が得意な打ち合いに持ち込みたいようだが「総合格闘技なので、テイクダウンは僕も狙っていくし、(テイクダウンの攻防は)必ず起きること。でも結果的に立って殴る、それが僕のスタイル」とあくまでもスタンド勝負は変わらないと主張した。
さらに鈴木は「アゼルバイジャンの人も日本の人も、見たがっているのは男同士の殴り合い。格闘技の一番、面白い瞬間を見せたいですね。アゼルバイジャンの運転の荒さを見て、打ち合いが好きなのが分かりました。僕はそれを見せるので、アゼルバイジャンの人はぜひケラモフ選手を応援してください」と打ち合いになった時には、英雄を応援するように仕向ける余裕も見せた。
ケラモフは個別インタビューで、鈴木が公開練習でケラモフの顔写真を殴るなど挑発行為をしたことについて聞かれると「彼はショーが好きなようだ」と鼻で笑った。そのことを伝えられた鈴木は、「本人は気づいていないけど、乗っかっちゃっていますね。初めてRIZINをアゼルバイジャンでやることになるので、僕はメインを面白くしたい。もっと乗っかってきてほしい」とトラッシュトークを要求する場面もあった。
また、リラックスしている理由を聞かれた鈴木は、「格闘技が大好きだからです。好きなことやっているのに硬くなる必要はない。一番強いのは、心から格闘技を楽しんでいる人」と語り、「今のモチベーションは、チャンピオンベルトを獲ること。ベルトを獲ればRIZINを背負うことができる。それが目標ですね」とベルトへの執念が垣間見えた。
最後に稲妻を落とせるか聞かれると鈴木は「当たり前じゃないですか。そうでなければここに来ていないですよ」と興奮気味に語った。
下馬評では、地元の英雄であるケラモフ有利の声が多い。だが、それを覆してきたのが鈴木千裕だ。稲妻の一撃がアゼルバイジャンで落ちて新しい王が誕生するのか、それとも順当に王者がタイトルを防衛するのか、最後の一瞬まで結末が分からない試合になりそうだ。
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