【RIZIN】鈴木千裕、秒殺KOを振り返る「まさか、かかと落としでこうなるとは」怪我した手は「靭帯かな、年末間に合うように」

2023/11/06（月）UP
（最終更新：2023/11/06 23:38）

　11月4日（土・日本時間）アゼルバイジャンにて開催された格闘技イベント『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』のRIZINフェザー級タイトルマッチで、ヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB）に下からの踵落としからパンチ連打で衝撃KOを飾り、新王者となった鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が5日、自身のYouTubeを更新、怪我の状況と秒殺のKOを振り返った。

【フォト】フェイクの三角絞めから踵落としがヒット！パンチで失神させる瞬間

　鈴木は怪我の状態について、試合後会見では「ヒビかな。靭帯か分からないけど、痛いので東京に帰ったら病院で見てもらいます」と言っていたが、このYouTubeでは「親指が痛いですね。今包帯は外したんですけど、やっぱ靭帯ですね。試合前にも痛めてたので」と靭帯の可能性が高いとした。
　次期タイトル挑戦者としては金原正徳が有力だが、大みそかに間に合う可能性も出てきた。

　試合はわずか88秒の秒殺勝利。鈴木は下から三角絞めを取るふりをして、相手が上体を上げた瞬間に踵落とし、それでぐらついたケラモフにそのまま下からパンチ連打！KOした。

　試合を振り返った鈴木は「チャンピオンになったのはフィニッシュパンチ、結局はパンチですけど、まさか踵落としでこうなるとは誰も予想してなかったですよね。9.5割は僕が負けると思われていたので」と周りもそして自身も踵落としからKOできたことが奇跡的だったようだ。
　試合後会見では「下からの攻撃をドンピシャで合わせようと思って、パウンドを打って来る瞬間に踵で蹴りを合わせてダウンをとれた」と言っていたが、そのチャンスを逃さず出した攻撃がKOに繋がった。

　また、鈴木は「とにかく手の病院が優先で行きたい。年末はできるか分からないですけど、できるだけ間に合うようにする」と語った。金原も鈴木戦にはやる気を見せている。果たして大みそか、この対戦は組まれるのか。

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