”絶対王者”ISAO、ベラトール再デビュー戦は「KOか一本、フィニッシュ狙う」RIZINに上がらなかった理由も明かす＝11.18

2023/11/17（金）UP
（最終更新：2023/11/17 13:41）

　11月17日（日本時間18日）に米国イリノイ州シカゴで開催される総合格闘技イベント『Bellator 301』にて、イーブス・ランドゥー（37=フランス）と対戦するパンクラス2階級制覇のISAO（34=NEVER QUIT）の試合前インタビューが、ライブ配信を行うU-NEXTより届いた。
　ISAOは7年ぶりのベラトールでの試合に「KOか一本を狙う」と、フィニッシュを狙うと意気込みを語った。

【動画】“絶対王者”ISAO、激闘ハイライトシーン！

　ISAOは、RIZINで盛り上がる“フェザー級”の日本人トップ選手の一人。主戦場とするパンクラスでは、ライト級とフェザー級の2階級制覇を達成し、フェザー級では絶対王者として君臨。過去には、現在RIZINで活躍する斎藤裕や、ONEでも活躍した松嶋こよみにも勝利したことのある実力者だ。
　ISAOは過去に1度ベラトールに挑戦した経験を持つが、2試合ともに敗戦。今回の再チャレンジに闘志を燃やす。

　対するランドゥーは通算戦績19勝9敗の強豪。RIZINにも参戦経験があり、19年8月には上迫博仁にTKO負けした。しかし、現在は3連勝と波に乗っており、ISAOと言えども侮れない相手だ。

　ベラトールには7年越しの再デビューだが「借りを返しに行くというわけではないが、とにかく勝ちを取りにいく」と気合十分だ。

　相手のランドゥーはブレイクダンスがバックボーンだが、ISAOは「（試合を）見ているとリズミカルというか、跳ねたりしてくるような攻撃もあるので、まあ、びっくりしないようにしておく。何をやってくるのかはある程度でしか予測がつかないので、しっかり見極める」と警戒を怠らない。

　今年4月には同門の菊入正行がベラトールデビューし、2R KO勝利した。ISAOは「すごく刺激になった。自分もKOか一本、フィニッシュを狙いたい。でも勝ちは欲しいので、判定でもしっかり勝つ」と勝利前提でフィニッシュを狙う。

　ISAOは“フェザー級 日本人最強”と謳われ、RIZIN参戦も待望されていた。ISAOは「やっぱりブレずに、自分の目標とする海外進出に向かって進むことだけを考えていた。RIZINについては、違う競技とは言わないまでも、ルールセットが全く違ってしまうので、戦い方がいろいろ変わってくるだろうなというのもあって、自分が目指している世界はケージでやっていてユニファイドルールなので、そこで戦えるように準備を続けていたかった」とした。

　この試合に勝利後は「着実に一個一個勝っていって、ランキングに入る。狙えるところまで行ったらタイトルをかけて勝ち、チャンピオンになる」と現在はパトリシオ・ピットブルが持つフェザー級のベルトへ向かうと意気込んだ。

『BELLATOR 301』
U-NEXT 
11月18日（土・日本時間）午前7時〜（予定）

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