WWE中邑真輔とUFC風間敏臣が柔術スパー!シェイナ・ベイズラーは石黒遥希と対決
米プロレス団体WWEで活躍する中邑真輔とシェイナ・ベイズラーが、17日、柔術道場のカルペディエム三田において、UFCファイターの風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)や柔術家の石黒遥希(CARPE DIEM)と柔術トレーニングの様子を公開した。
中邑は空手とレスリングをバックボーンに持ち、格闘技道場の和術慧舟會RJWに通い柔術やMMAを習っていた経歴がある。ベイズラーはジョシュ・バーネットの愛弟子で、2014年からUFCに参戦。2017年にはDEEP JEWELSで試合をしたことがあり、現在はWWEプロレスラーとして脚光を浴びている。
【フォト】中邑が風間に仕掛けた柔術テクニック“アメリカーナ”
今回のコラボは、ABEMAが今年10月よりWWEのメイン大会である『RAW』と『SMACKDOWN』の無料放送をスタートしたことが発端。今月26日(日・日本時間)にPPV生中継する『サバイバーシリーズ』のプロモーションの一環で来日中の中邑とベイズラーが、ともに柔術に精通していることもあり、UFCとWWEが経営統合した背景も含めてUFCファイターの風間、柔術家の石黒に声がかかり実現した。
公開練習は、中邑と風間、ベイズラーと石黒の組み合わせで開始。エビの基本的な動きから始め、打ち込み、ライトスパーリングとそれぞれが柔術のテクニックを披露。中邑は風間にアメリカーナ(V1アームロック)を仕掛けるなど、積極的に攻める動きを見せた。
また、ベイズラーはポジションをキープする動きを見せて「格闘技は世界の共通言語なので、知らない者同士でもすぐに分かり合えるのがいい」と石黒とは柔術を通して会話したようだ。一方の石黒はベイズラーに対して「体幹の強さがあってブレない感じもあるんですが、相手を動けなくさせるポイントを押さえている強さがありました」と感想を述べた。
中邑は風間から刺激を受けていることについて聞かれると、「僕はアメリカに住んで7、8年目になるんですけど、本腰を入れてWWEに挑戦したのは36歳の時、風間選手はまだ26歳なので羨ましいなと思います。昔、僕は海外で戦うことの壁を高く感じていましたが、今は総合格闘技も海外で戦う機会、海外を拠点に戦う人たちが増えてきて、これまで感じていた壁が下がってきているんじゃないかな」と世界で活躍する日本人が増える傾向を喜んでいた。
さらに中邑は、「僕もUFCからオファーを受けたことがあるんですけど、まだここまで競技化されていない頃で、UFCのスタッフに豊田真奈美ファンがいて(笑)。(元UFCファイターの)岡見勇信選手のあだ名も、“ゆうしん”が“じゅうしん”に聞こえるから、獣神サンダーライガーと呼ばれるくらい緩い時代でした。今振り返れば、やっとけばよかったかなと思いました」と、自身もUFCファイターになっていた可能性もあったことを明かした。
そして風間は、「今回、この練習取材があると周りに伝えた時に、中邑選手のことを分かりやすくいえば、大谷翔平と戦うような感じと言う声もあって(笑)。自分も世界の人に知ってもらいたいなと思いました」と語り、今後の活躍を誓った。
風間は、前戦の8月のUFCデビュー戦でTKO負けを喫し、左目にケガを負ってしまったが、「来年5月くらいには試合をしたい」と再起へ向けて調整中のようだ。
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