2023/11/18（土）UP
（最終更新：2023/11/19 16:37）

朝倉（左）はYA-MAN（右）と初のキックルールで対戦する

　11月19日（日）に開催されるオープンフィンガーグローブ（OFG）キック大会『FIGHT CLUB』の前日計量が18日、東京・後楽園ホールで開催されている『RISE 173』の第2試合終了後に行われ、メインの[-70kg3分3R]に出場するYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が69.85kg、朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）が69.70kgで共に計量パスした。

【フォト】どちらが勝つ？YA-MAN、朝倉未来の仕上がった肉体比較

　YA-MANは、やや緊張した面持ちでリングイン。朝倉も少し緊張した感じだったが、笑みを浮かべるなど、そこは場数を踏んだ違いを見せているように見えた。

YA-MANが、1分でKOしたら賞金1000万円ルールを提案した

　ともに計量をパスした2人は、そのまま観客の前で明日への意気込みを語った。まず朝倉は「一部で、予定調和とかシナリオがあるとか言われているようですけど、明日は完全に真剣勝負です。YA-MANが無理な煽りをしてきましたが、普通に嫌いじゃないしリスペクトしています。でも、明日は殺す気でいきます。向こうも殺す気でくると思います」と挨拶した。

　そしてYA-MANは「相手が言ったように、明日は殺す気で行くんで。いつも、しょっぱい試合をするんで、しないように1分でKOしたら1000万円というのはどうですか？ダメですか？　本気で倒しにくると思います。お金が好きなんで」と試合を放送するABEMAに賞金マッチを提案。これが受け入れられると「明日は、ブレイキングダウンCEOが1分で倒しに来る姿が見られます」と先制攻撃。

YA-MANの提案を却下する朝倉

　だが朝倉は「1000万くらい、簡単に稼げるんで、すみません」と、この提案を却下。YA-MANはそれを無視して、「明日はブレイキングダウンCEOとして、真剣に倒しに来ると思うんで、真剣勝負楽しみにしてください」とアピールした。

　フェイスオフでは、険しい表情のYA-MANに対して笑みを浮かべる朝倉。存在感では朝倉の方が優っている印象だが、初のキックルール挑戦でどんな結末が出るのか興味は尽きない。

＜YA-MANと朝倉未来の対戦決定までの経緯＞

フェイスオフでYA-MANは朝倉を睨みつけた

　YA-MANはキックとMMAの二刀流を極めるため、キックと並行して長南亮が主宰する総合格闘技ジム TRIBE TOKYO MMA、そして朝倉未来が所属するトライフォース赤坂（現：JAPAN TOP TEAM）にも通っていたが、10月初旬に自身のSNSで“もうトライフォース赤坂には行かない”と投稿し、決別宣言をしていた。

『FIGHT CLUB』の会見でYA-MANは、朝倉に対して「最近の試合、すごいつまんない。昔の試合って凄いストリートを感じたんですよね。絶対勝ってやるとか、本当に路上を感じたというか、でも、最近の試合では、ただの競技者になっちゃってますよね。勝ちに徹するというか、昔のギラつき感がない」と指摘。それに対して朝倉未来は、対戦カード発表会見で「無理があるけど、どうしたの？」とYA-MANを挑発していた。

＜計量結果＞

▼-70kg　3分3R
YA-MAN（TARGET SHIBUYA）→69.85kg
vs
朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）→69.70kg

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