朝倉未来、敗因に「ハングリー精神無くなったんだろうね」とポツリ、RIZINで試合の意思も
11月19日(日)に開催されたオープンフィンガーグローブ(OFG)キックボクシング大会『FIGHT CLUB』で、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)にKO負けを喫した朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が19日、自身のYouTubeを更新。さらに20日昼、インスタグラムのストーリーズでも現在の心境をつづった。
動画では今回の敗因について、あまり覚えていないと言いながらも、「ハングリー精神無くなったんだろうね」と根本的な気持ちの問題である事を示唆。改めて引退に関しても言及した。
【フォト&動画】朝倉未来がYA-MANのパンチでKO負けする瞬間、朝倉の試合後コメントも
朝倉はYA-MANのパンチで2度ダウン、わずか77秒で決着した。試合後、朝倉は自身のインスタグラムで「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見てみて、これはもう引退ですね」とし「今の気持ちです」と投稿していた。
そしてYouTubeも更新。まだ、あまり記憶が戻ってないという朝倉。「試合映像も見たんですけど、完敗してました。今記憶が無いからいつもの自分じゃなくて、客観的に朝倉未来っていう人物を見たけど終わりですね格闘家として。(ケラモフに)寝技ですぐやられて、次(YA-MANに)打撃でやられたわけでしょ。試合中の記憶もないけど客観的に見て明らかに中途半端だし、今の率直な感想としては引退ですね」と改めて、引退を考えていると話す。
記憶が戻っていない為、どこか他人事のように話す朝倉だが「戦績とかも自分で調べたら20戦ぐらいやってて、結構頑張ってきましたね、長い間。こんな(広い)家にも住んでるわけじゃん。ハングリー精神無くなったんだろうね、大分」とつぶやき、敗因として根本的な気持ちの問題がある事を示唆した。
お金も名誉も手に入れた朝倉だが、モチベーションの低下や油断が今回のKO負けに繋がったのか。30歳になったら引退するとしていた朝倉だが今年4月に引退を撤回。同月に行われた『RIZIN LANDMARK 5』で牛久絢太郎を下した。そして今年7月15日に31歳になったわけだが、半月後の7月30日にRIZINフェザー級王座決定戦でケラモフに一本負け、今回もKO負けと31歳になってから連続フィニッシュ負けとなっている。
数年前から目標にしていた30歳引退を延長したことが、響いているのか。引退後はビジネスに集中するはずだった。
カメラマンのたくまは、朝倉の“客観的に見ても中途半端”という発言を受け「最近は特に、色んなものに中途半端だった気がするな」と返した。これは、朝倉が格闘技に専念するわけでもなく、引退してビジネスに集中するわけでもなかった事を指してると考えられる。朝倉はたくまのコメントに対し、静かにうなずいていた。
また、今後について朝倉は「最後は、お世話になったRIZINで試合した方がいいかな。(あと)格闘技の良さとかを、今後も伝える手助けとかはしていきたい」と語った。
そして、20日昼、朝倉はインスタのストーリーズで「記憶が戻った、一回休憩していろんなことに頑張らないとな」とし、「RIZINの舞台でやらないといけないことがあるよな」と意欲を見せた。
朝倉は休憩後、もう一度格闘技に向き合って真剣に取り組む可能性はあるのだろうか。今後にも注目したい。
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