【RIZIN】弥益ドミネーター聡志、平本蓮戦以来の復帰「自分勝手に楽しむ」
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.45』の追加カード発表記者会見が11月24日(金)都内にて行われた。[フェザー級(66kg)5分3R]で、元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志(team SOS)と、現パンクラス同級王者・新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)の対戦が決定した。
弥益は元DEEPフェザー級王者。“ブラックパンサー”ベイノア、萩原京平を相手にRIZINで2連勝したが、昨年11月、平本蓮に判定負け。それ以来の試合となる。
弥益は「恥ずかしながら帰って参りました。正直、自分は悩んでおります。自分の人生に格闘技が本当に必要なのか、本当に年末会社が忙しい中で試合なんかしている場合なのか、66kgまで体重を落としていいのか。ただ、悩みすぎるのが自分の欠点だと思っているので、今回は何も考えず踏み出したい。自分勝手に楽しませていただきますので、よろしくお願いします」とコメント。
平本戦以来、期間が空いての復帰となったが「格闘技をやるということには、人生のかなりのウエイトが持っていかれる。片手間の選手とは言え。平本選手と試合をした後、ダメージを抜く上でも、見つけ直すいいきっかけになった」と考えることもさまざまあった。それでも「趣味として時間が許す限り、格闘技を楽しんできた」という。
大晦日でインパクトを残すチャンスが到来したことに関しては、「特別な場所だと思いますし、自分が一番憧れていた場所。そんな場所に1回転がり落ちた人間が出てしまっていいのかという客観的な心配はありますけど、私個人からしたら、こんなにありがたい話はない。対戦相手が現役チャンピオンなので、恵まれている」と語った。
対する新居は今年9月のPANCRASEフェザー級王座決定戦で、亀井晨佑に洗濯バサミを極めて王座戴冠。現在4連勝中と波に乗る中、大晦日出陣となった。
「ドミネーター選手は良い人で、週6でサラリーマンやっているみたいで、僕は週6で朝まで飲み歩いている。直近5試合、全部KOか一本勝ちしていて、そのうち4つが1R。2R目以降は、毎日飲み歩いているので体力がなくて、延長戦みたいに考えている。1Rで必ず仕留めに行くのでよろしくお願いします。僕はKOか、一本勝ち、判定まで行く体力がないので、判定までいくとしたら、僕が力尽きる。それまでに120%の気持ちをぶつけて倒しに行きたい」と初回KOを狙うとした。
実力者同士の対決を制するのは、果たしてどちらか。
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