【ボクシング】井岡一翔の大みそかの相手は強い!?KO率78%で世界8位のベネズエラ王者に決定
プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(34=志成)が12月31日(日)大田区総合体育館で世界戦を行うと27日都内にて発表された。
会見に登場した井岡は同級8位で世界戦経験のあるホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)と初防衛戦が決定した。
井岡は「今年、大晦日、戦うことが決まりまして、自分自身12回目の大晦日ですが、今年も戦いたいという気持ちが強かったので、戦うことを決めました。今年も最高の日になるようにしたいと思います」とし、対戦相手のペレスについては「まだペレス選手の試合をかなり見たわけではないが、戦績も良くて世界経験もあり、油断できない選手でもある。キャリアのある良い選手だと思う」と警戒した。
28歳のペレスは20勝(18KO)3敗でKO率78%を誇る。アグレッシブファイターだが、打たせない上手さも持つ。20年に無敗のWBAフライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)のタイトルに挑んだ。KO率7割の王者ダラキアンは防衛戦で3連続KO勝利中だったが、ペレスは打たせず粘り、判定に持ち込んだ。そして今年9月、ペレスは4回KO勝ちでベネズエラスーパーフライ級王者に輝いている。
そのペレスはビデオ通話で会見に参加。ペレスは「チャンスをくれてありがとう。後のチャンス、グレートな試合をしたい。100%の力で望む。スペクタクルな試合をしたい。このタイトルをベネズエラに持って帰る」と意気込んだ。
井岡は6月に同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)に判定勝ちしタイトル奪取に成功。試合後、WBC世界同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)と王座統一戦を希望していたが実現しなかった。それについて井岡は「6月の試合後、エストラーダと交渉していたが、陣営もチームも実現にベストを尽くしたが、条件が厳しく、今年の大晦日は厳しいとなった」と説明した。
とはいえ、世界タイトル戦経験のある剛腕ペレスに注意は必要。井岡は王者として差をつけて勝つとしたが、果たしてどうなるか。
【選手データ】
・井岡一翔(34=志成)身長164cm/リーチ164cm/右ボクサーファイター/戦績30勝(15KO)2敗1分/KO率45%。主なタイトル:日本人初の世界4階級制覇王者、現WBAスーパーフライ級王者
・ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)身長165cm/右ボクサーファイター/戦績20勝(18KO)3敗/KO率78%。主なタイトル:ベネズエラスーパーフライ級王者
▶︎次のページは【動画】ペレスの豪快KOシーン!=今年9月ベネズエラ王座戦
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