【柔道】阿部詩、瞬殺の小内刈りで一本勝ち!わずか59秒で優勝果たす=GS東京
12月3日(日)柔道の国際大会『柔道グランドスラム東京2023』(東京体育館)の2日目が行われ、女子52kg級では東京五輪金メダリストでパリ五輪が内定している阿部詩(23=パーク24)がグネト・アストライド(フランス)にわずか59秒で一本勝ちし圧勝の連覇を達成した。
絶好調ぶりを思わせた詩、1回戦は不戦勝だったが、2回戦ではペレイラ・ジェシカ(ベラルーシ)に合わせ一本勝ちで勝利。準決勝でビシュレルト・ホルロドイ(アラブ首長国連邦)にも一本勝ちを決めると、準決勝ではプリモ・ゲフェン(イスラエル)を合わせ一本勝ちで下した。
そして決勝、フランスのアストライドを相手に、序盤から背負い、内股などで積極的に攻めると、アストライドが技を仕掛けてきた刹那、相手が片足になった瞬間を見逃さず瞬殺の小内刈りで背中から倒し見事に一本勝ち、わずか59秒だった。勝利の瞬間、笑顔で小さくガッツポーズを作った。
詩は21年の東京五輪で金メダルを獲得すると、22年のGS東京と23年の世界選手権でも優勝。更に今回のGS東京で優勝と敵なし状態。この勢いでパリ五輪の金メダルへ駆け抜けたいところだ。
詩は試合後のインタビューで「あまり絶好調ではなく、不安もありながらの試合だった」と語ったが、内容は圧倒的。パリ五輪に向けては「しっかり2連覇に向けて自分自身と向き合いながら、更に強くなれるように日々精進して行きたいと思います」と意気込んだ。
なお、男子66kg級では兄の阿部一二三も優勝、きょうだい優勝となった。
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