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那須川天心、1ポンド下げ挑む理由、スパーリング開始で拳の怪我は?=1.23大阪

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2023/12/15(金)UP

スーパーバンタム級で計量時の那須川天心、今回は1ポンド下げて戦う

 1月23日(火)『PrimeVideo Presents Live Boxing 6』(エディオンアリーナ大阪)にて行われる[121ポンド(54.88kg)契約8回戦]で、東洋太平洋スーパーバンタム級6位の那須川天心(25=帝拳)がWBA世界バンタム級13位・WBO世界同級14位のルイス・ロブレス(25=メキシコ)と対戦する。
 これに勝てば世界15位以内に入る可能性が高まるが、スーパーバンタム級(55.34kg以下)よりなぜ1ポンド下げて挑むのか。

【フォト】那須川の驚きの広背筋!スーパーバンタム級のボディ

 那須川は昨日14日の会見後の囲み取材に応じ、スーパーバンタムより1ポンド落とした契約体重について「本当に時間かけて 体型だったり 体重だったり、いろんなことをやってます。 ただ、すぐいきなり体重落とせるなんて無理なんで。今ボクシング始めて一年ぐらいで すけど、一年ぐらいかけて 徐々に徐々に。 体重が全然変わんなかったらそのままで上げたりたりとか」とじっくりボクシングのベストな体型・体重を作っていると語る。

14日の会見にて。那須川天心が3戦目、メキシコ人世界ランカーと対戦する

 現状については「通常体重もだいぶ落ちてるし、今の体重も60kgちょいぐらいしかない」とバンタム級への可能性を示唆。今後、バンタムか、スーパーバンタムかについては「今、試しているところなので気長に待ってください」と明言を避けた。
 しかし、相手はバンタム級の世界ランカー。バンタム級戦線が濃厚と思われる。

 会見で那須川は「前回、前々回とスーパーバンタムでしたが、今回は(スーパーバンタムより)1ポンド落としました。だいぶボクシングの身体になってきてる」としていた。バンタムだとあと約3ポンド(約1.36kg)落とすことになる。那須川の階級の方向はいかに。

 なお、昨日(13日)からスパーリングを開始したといい、前戦9月に骨折した左拳は「ほぼ大丈夫。グローブも大きいので」と問題はないとした。試合まであと5週間あまり。世界ランカー相手にどこまで仕上げるか期待される。

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