【RISE】計量パスの海人、緊急参戦のISKA王者コンデを挑発！「ベスタティしか相手にならない」

2023/12/15（金）UP
（最終更新：2023/12/16 12:51）

　12月16日（土）東京・両国国技館で開催される『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の前日計量が15日、都内会場にて行われ、［RISE×GLORY-72kg契約3分3R延長1R］に出場する海人（TEAM F.O.D）が71.40kg、フランスのジェームズ・コンデ（SBC sarcelles）が72.00kgでともに計量パスし、鍛え上げられた肉体を披露した。

【フォト】海人とコンデの鍛え上げられた肉体！

　海人は今年3月にイ・ソンヒョンを下しRISEミドル級王者に。6月にサモ・ぺティとの再戦で勝利し、念願のSB世界スーパーウェルター級王者となった。8月にはGLORY世界ライト級タイトルマッチで、王者ティジャニ・ベスタティと敵地オランダにて敗北。先月14日のSBでは、野杁正明をKOしたこともあるマサロ・グランダーに初回KO勝利を収めて再起を果たした。

　当初、海人はモハメド・ジャラヤ（モロッコ/‘T Oude Westen Gym）と対戦する予定だったが入国できずに、コンデに変更となった。コンデは『GLORY87』でジョナサン・マエゾに判定勝利を収めているISKAヨーロッパライトミドル級王者。戦績は10戦10勝（5KO）と無敗のファイターだ。

　計量を終えた海人は「相手の変更。僕がやりたいのは、前回の相手でも今回の相手でもない。GLORYのチャンピオンに負けてこう言うのは何なんですが、ベスタティが自分の相手に相応しく、それ以外は相手にならないと思っています」と相手を挑発した。

　コンデは「明日は、いつも通りベストを尽くすだけ。これまでGLORYで努力してきたことを見せたい」と語っていたものの、この挑発に対して「今回、直前で変更になったとはいえ、明日は大変なことになると思います。海人はとても素晴らしい選手で強いと思うけど、自分が特別だということを見せたい」と反論した。

　敵地でGLORYチャンピオンのベスタティと対戦した海人からすれば、今回の相手はステップボードにしか過ぎないと考えるのは当然だが、コンデが腹を立ててもおかしくない発言。明日は海人が強さを証明できるのか、それともコンデが意地を見せるのか、ベスタティを巡る戦いは、激しい試合に発展しそうだ。

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