【RISE】計量パスの田丸辰、“日の丸意識したスーツ姿”で気合の優勝宣言!「日本を代表して戦う」
12月16日(土)東京・両国国技館で開催される『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の前日計量が15日、都内会場にて行われ、[-54kgトーナメント決勝戦3分3R延長2R]に出場する田丸辰(TRY HARD GYM)が53.95kg、クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)が53.70kgでともに計量パスし、強靭な肉体を見せた。
田丸は初代RISEフライ級王座、初代RISEスーパーフライ級王座を戴冠した2階級制覇王者。サウスポーから繰り出すパンチとバランスよい蹴りを武器とする。トーナメント1回戦はペッシラー・ウォー・ウラチャーにボディへのヒザ蹴りでKO勝利。準決勝は大﨑一貴に判定勝利して決勝へ駒を進めている。
対するクマンドーイは、ラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級王座などのベルトを獲得しているトップファイター。20年の『RIZIN.26』で那須川天心と対戦し、判定で敗れたが思い切りのよいパンチとミドルで那須川を苦しめた。トーナメントでは、モハメッド・カルーアと志朗から判定勝利を収めて決勝へ進出した。
計量を終えた田丸は真っ白のスーツに、赤いネクタイとポケットチーフ姿で会見に登壇。このスーツの意味を聞かれると「日本を代表して戦おうと思っています」と一言。そして、「心技体すべてが整った状態で、決勝を迎えることになって嬉しいです。3月から勝ち上がってきたと思っているので、しっかりとメインの役目を果たしたい」と意気込みを語った。
一方のクマンドーイは「決勝まで来れて嬉しい。明日、早く戦いたい」と待ちきれない様子。「明日はどんな試合になるのか分からないけど、楽しい試合になると思います」と激闘になることを予告した。
決勝を前に田丸は「作戦は言えないけど、勝つのは大前提。ここで倒して勝つのと判定で勝つのは変わってくるので、スターになるためにも倒して勝ちたい」とKOを狙いにいくと宣言。さらにベルトを前にして「僕が小さい頃から巻きたかったベルトが、ここにあるのは嬉しい。明日は全力で獲りにいきたい」と田丸は覚悟があるところを見せた。
明日は豪華な面々が揃う中でメインイベントを任された田丸は「これだけチャンピオンが集まる中でメインを任されているので、最後まで倒しに行きたい。毎試合、みんな僕が勝つと手のひら返しをしてくるんで、なんでこの試合がメインとか言われていますが、それを見返す試合をしたい」と語り、サプライズを約束した。
-54kgトーナメントは田丸とクマンドーイか、どちらが王者になるのか注目だ!
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