【RISE】GLORY1位をKO撃破の原口健飛、ペッチ&チャドへの挑戦に意欲「この2人に割って入れるのは僕だけ」
12月16日(土)東京・両国国技館で行われた『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の[第14試合 RISE×GLORY スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R]に出場し、エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ)に2RKOで勝利した原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)が試合後のインタビューに応じた。
原口は1R前半を優勢に進めるも、後半にヴィダレスの右ショートフックでダウン。あわやKO負けかというシーンもあったが、2Rに相打ちとなる右ストレートのカウンターでヴィダレスを倒し返し、逆転KO勝利を収めた。
笑顔でインタビュールームに現れた原口は「ヒヤヒヤしましたね。ああいうのを乗り越えて、また人として強くなれるのかなっていう感じですね」と、ピンチを乗り越えた勝利に手応えを感じている模様。本日7試合用意されたRISE×GLORY対抗戦において、原口以前の男子マッチが全てKO決着だったことに触れると「みんなKOで倒しているのでプレッシャーでしたが、今は勝ててほっとしています」と安堵の表情を見せた。
2022年4月のロンペット・Y’ZD GYM戦以来のダウンを喫した原口だったが「記憶はあるし効いてはいませんでした」と冷静に対応できた様子。ヴィダレスのフィジカルに押されて倒れ込まされたというが、一方で「ダウンを獲ったら詰めてくる選手だったので、逆に逆手を取ってやろうというつもりでした」と、KOブローまでの道筋を描いていたと語った。
改めてGLORYのランキング1位撃破を振り返ると「あいつ本当に強いんですよ。GLORY1位ですからね。めちゃくちゃ強い。気持ちが乗ってくると覇気で来る感じ。それを僕は倒しているので、今日は素直に褒めてほしいですね。今日は自分を褒めたいです」と大満足だ。
残るはペットパノムルン・キャットムーカオへのリベンジかと思われたが、セミファイナルでチャド・コリンズに敗北する波乱。原口は「僕は元々チャド勝利の予想でしたけれど、本当はペッチに勝ってほしかった」と複雑な心境を吐露。しかし「GLORYではペッチが一番の選手なので、そこは割り切って倒しにいきたいですね。逆にチャド戦でペッチの穴も分かったので、最後だと思って倒しにいきます」と変わらぬ”打倒ペッチ”を目標に掲げた。
とはいえ、当然RISE世界王者となったチャドも無視できない様子の原口。近い将来の王座挑戦の意思を問われると「(チャドvs原口は)見たいんじゃないですか?挑戦者には僕がふさわしいと思うし、僕が挑戦しても何の文句もないでしょう。ペッチvsチャドはああいう試合になりましたけど、僕はいい意味で真っ向からは勝負しません。チャドも結構穴がありますが、外国人はそこを突けない。僕だけちゃんと当てて、キックボクシングして勝とうと思います」とチャド・コリンズ攻略にも意欲ありだ。
最後に原口は「これが格闘技という面白さが味わえたと思いますし、大将として無事に締められてほっとしています。来年はいろいろな戦いがあると思いますので、またRISEの応援と僕の応援をよろしくお願いします」と笑顔で2023年を締めくくった。
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