2023/12/24（日）UP
（最終更新：2023/12/24 23:17）

フェイスオフでは笑顔を見せる2人も、内心はどうなのか？

　 12月31日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.45』の［RIZIN初代フライ級タイトルマッチ］で対戦する堀口恭司（アメリカン・トップチーム）と神龍誠（神龍ワールドジム）が、24日、都内で調印式を行った。
　2人は今年7月『超RIZIN.2』にて、ベラトールのフライ級タイトルマッチで対戦も、堀口の指が神龍の目に入るアイポークのアクシデントでノーコンテストとなっていた。

【動画】堀口の指が神龍の目に入る“危険な瞬間”

余裕でトークを進めていた堀口だが、声を荒げる場面も

　完全決着をするケジメの一戦となった、今回のタイトル戦。調印式に臨む2人は、試合1週間前の心境について口を開いた。

　まず神龍は「来週、僕がチャンピオンになります。僕が日本のMMAを引っ張っていきたい」と意気込みを語れば、堀口は「まだ時代は変わらないので、見ていてください」と世代交代を否定した。

　榊原信行CEOの前にRIZINフライ級のベルトが飾られたが、神龍は「ベルトが見れて嬉しいしワクワクしています。来週、僕が巻くんだよなと思っています」とコメント。堀口は「まあ、その夢は叶わず終わるかなと」と余裕の笑みを見せた。

神龍は堀口を挑発

　年齢について堀口は「あまり年とか関係ないと思っています。同じ体重、同じ人間なので違いはない。自分は、まだまだ進化していると感じています」とさらに強くなっている実感があるようだ。対する神龍も「今回へ向けて大きく強化とかないですけど、前回の僕でも勝てるけど、もっと強くなってしまったので、ぶっ倒します」と自信満々に語った。

2人は握手して健闘を誓い合った

　堀口は余裕の態度、神龍が噛みつくという構図になっていたが、それが神龍の一言で変わった。神龍はベルトと堀口のどちらが重要かと聞かれると「どっちもですけど。RIZINのベルトは初めて見るので、楽しみになっています。でも、堀口選手は日本のMMAを引っ張っていた人ですけど、もう時代は終わっているんで」と一言。

　発言を黙って聞いていた堀口は「終わってねえよ！」と笑いながらも声を荒げる場面も。神龍は「俺の中では終わっているんで。でも、次で終わらせます」と続けた。

　今回の因縁の一戦は、世代交代というテーマも含めて、ただでは終わらないタイトルマッチになりそうだ。勝つのは、堀口か神龍か。今度こそ完全決着で決まってほしい！

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