【ボクシング】KO勝利の武居由樹、バンタム転級へ自信「スーパーバンタムの時より調子良かった」
12月26日(火)東京・有明アリーナで行われたプロボクシング井上尚弥vsタパレス戦のアンダーカード[54.5kg契約8回戦]では、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(27=大橋)が、元WBC米大陸バンタム級王者マリオ・ディアス・マルドナド(28=メキシコ)に2R TKO勝利を飾った。
武居は試合後インタビューで「スーパーバンタムの時より調子良かった」と語り、バンタム級へ自信を見せた。
武居は前戦の今年7月、スーパーバンタムの55.34kgから、体重を落としバンタムの53.52kgに近い54.0kg契約で試合しKO勝ち。そして今回、54.5kg契約での試合に臨んだ。
試合は2R、武居が飛び込み左ボディフックを打つと、ディアスがくの字にダウン。ディアスは悶絶したまま動けず、レフェリーが試合を止めKO勝利。これで武居は8戦全勝8KOとなった。
武居は試合を終え、「スーパーバンタムの時より調子が良かった気がします。これからバンタムで本格的にやっていくと思います」と安堵の表情でコメント。
対戦したディアスについては「ファーストタッチというか、1R目入りにくいのは感じて、右手も届かないなっていうのは試合中に感じました。あとリズムも独特でした」とやりづらさを感じたようだ。
ダウンを奪った左ボディは、狙っていたのか問われると「ここ最近で1番冷静に戦えて、(セコンドの)八重樫(東)さんから直前に『下から』という声が聞こえて、ボディ打ったら当たった」と冷静にセコンドの声を聞いて打ったという。
具体的にどう調子が良かったかという質問には「スーパーバンタムの時は感覚的に減量してたので、試合直前あんまり動けなかったりしたけど、八重樫さんに(減量の仕方を)聞いて勉強したら試合直前まで動けたし調子も良かった。バンタムでやれます」と答え、バンタム級へ確かな自信を見せた。
今後へ向けては「技術とかが追いついてないので、どんどんもっとレベルアップしなきゃいけないので、八重樫さんと一緒に頑張っていきたい。気持ちはいつでも出来てる」と意気込んだ。
また八重樫トレーナーは、武居の今後の課題を聞かれ「正統派なボクサーではないので、武居由樹というボクシングの形を大きくしていって、1つの尖った武器を用意して、(今後の)大一番に備えたいです」とコメントした。
来年以降、バンタム級でどんなパフォーマンスを見せてくれるか。武居の活躍から目が離せない。
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