【ボクシング】4度ダウンの穴口一輝が開頭手術、JBC「意識なく、予断を許さぬ状況」
東京・有明アリーナで26日に行われた日本バンタム級タイトル戦で4度のダウンを奪われ判定負けした穴口一輝(23=真正)が、試合後に右硬膜下血腫で緊急手術を受けたとJBC(日本ボクシングコミッション)が30日に発表した。
JBC安河内本部事務局長は30日の囲みインタビューで「意識はなく、予断を許さない状況です。ここ数日間が山だと思います」とし、試合後から手術までの経過を説明した。
【フォト】穴口が判定後に足に力が入らず立てなくなるシーン、採点表も
判定がコールされ、敗れたことが分かった瞬間、足に力が入らなくなり、自力で立てなくなった。足が痙攣している様子で、セコンドが立てない穴口を必死に支え、リングを降りた。
もう少し早く止められなかったのかという声もある。安河内氏は「穴口選手はダウンするも、しっかり立って追い上げた。ダウンを奪われたラウンド以外は(採点表では)勝っていた。10R目もこのラウンドとってやるぞという感じで戦っていた。パンチが交錯して倒れたが、効いてダウンしたという感じはしなかった。ダウンしてもすぐに盛り返したので止めるタイミングが難しかった」と語った。
負けを宣告された瞬間から足に力が入らなくなりセコンドに抱えられたが、すぐに自分で歩いて行ったので担架は呼ばなかったという。歩いて帰ったものの控え室に入ると意識が遠のき、有明アリーナの医務室に入る頃には意識を失っていたという。
そして救急車で病院に運ばれ、手術となった。JBC試合ルール39条では試合で意識不明となり入院したボクサーは引退勧告の理由になるとしている。
穴口選手の1日も早い回復を祈りたい。
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