前田日明、“芦澤竜誠の首が折れないかドキドキ”無謀なマッチメイク指摘
昨年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN.45』の[RIZINバンタム級(61.0kg)マッチ]で行われた太田忍(パラエストラ柏)と芦澤竜誠(フリー)の試合について、前田日明が昨日2日、自身のYouTubeチャンネルで「危ない試合だった」と指摘した。
MMA初挑戦の芦澤は、太田にダースチョークを極められて半落ち状態となり、最後はパウンド連打でKO負けを喫した。
前田日明は、昨年末のRIZIN大晦日大会を振り返り、「朝倉海の成長を感じた。早く世界の頂点を獲りに行ってほしい」とエールを送った。また堀口恭司に一本負けを喫した神龍誠は健闘を称えつつ、成長に期待したいともコメントしていた。
そんな中、無謀なマッチメイクとして指摘したのは、太田忍と芦澤竜誠の試合だ。初のMMA挑戦となった芦澤は、自らキャリアのある太田との試合を指名。当初から無謀と関係者やファンの間で囁かれていた一戦だったが、結果は太田があっさりとテイクダウンを奪い、ダースチョークで絞めて、追いうちのパウンド攻撃で勝利した。
その試合を見た前田は「危ない試合だった。芦澤君の身体が、太田クラスとやるには準備ができていないように感じ、最後、首を極められたんだけど、折れないかハラハラドキドキしましたね」と心配したという。
そして「俺がマッチメイカーの立場だったとしたら、無謀なマッチメイク。それくらいの差がありました」と前田は危険な試合だと指摘した。
芦澤は試合後、「俺の攻撃が当たったら勝っていると思った。MMAならではの距離。練習ではできるけど、試合ではできない。間合いとか、そういうのもあったんだけど、今回、ダメなところが分かったので、もう一回やるだけです。またやります。ワクワクする感じ。やるだけです」と前向きに語り、緊張しなかったことが敗因とも反省していた。
結果だけを見れば、たしかに芦澤と太田の試合は無謀だったのかもしれない。だが、この試合の経験を、芦澤がどのように活かすことができるかが、次へのステップにつながりそうだ。
▶次ページは、【フォト】芦澤が太田に極められたダースチョークの危険な瞬間
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