2024/01/13（土）UP
（最終更新：2024/01/13 19:06）

大雅（左）とチャンヒョン・リーが計量をパスした

　1月14日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE175』の前日計量が13日、都内にて行われた。メインイベント（第11試合）[スーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ3分5R・無制限延長R]で対戦する、同級王者チャンヒョン・リー（韓国）が59.9kg、挑戦者の大雅（同級2位/TRY HARD GYM）は1度目の計量で50gオーバーも、再計量は60kgジャストでクリア。
　その他出場全選手も計量をパスして、明日のゴングを待つのみとなった。

【フォト】大雅とチャンヒョンの仕上がったボディ！その他計量結果も

　大雅は元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者。18年にK-1脱退後は多くの敗北を経験したが、現在は引き分けを挟んで5連勝中。前戦の昨年8月には、常陸飛雄馬と延長戦の末に激闘を制した。

会見でコメントするチャンヒョン

　対するチャンヒョンは“韓国の鉄拳”の異名を持つRISEスーパー・フェザー級王者。ここ1年で一馬、中村寛、常陸飛雄馬、山口侑馬らを次々と破っており、今回は3度目の防衛戦。

　計量後の会見で大雅は、「ここに来るまで、（ジムの）皆んなで命懸けで準備してきました。明日は必ずチャンピオンになります」と王座獲得を誓う。チャンヒョンは「明日はチャンピオンとして、しっかり活躍する姿を見せたいと思います」と意気込んだ。

　明日のタイトルマッチを足がかりにどんな一年にしたいか聞かれ、チャンヒョンは「私が望んでいるのは勝つことだけでなく、面白い試合をお見せすることが目標だと思ってます」と魅せるファイトを心がけていくという。

大雅は王座獲得を誓った

　大雅の印象について「ベテラン選手だと思っているんですけど、RISEでのタイトルマッチは経験してないと思うのでそこが弱点にもなる」と言うと、大雅は食い気味に「それしか言わないんで、そこでしか勝てないと思ってるんじゃないですか。僕も後半勝負は得意なんで楽しみにしててください」と3R以降の勝負も問題ないとした。

　気合十分に見受けられた大雅は「チャンヒョンもすごい仕上げてきたと思うので、より楽しみになったというか、強いチャンピオンと試合できるんじゃないかとワクワクしてます」と試合が待ち遠しいという。

　前述の通り、K-1を脱退してから悔しい敗戦を経験して来た大雅だが、そこから連勝を重ねてのタイトル戦を迎える。そこを踏まえた、試合への思いを尋ねられ「K-1もレオナ（ペタス）君とか居ますけど、この前負けてたんで、ここで俺が明日良い勝ち方すれば日本で一抜けできると思ってる。レオナ君とか興味ないんで、世界で一番になるためにやってることを（明日は）見せに行きます」と締めくくった。

　大雅は明日の試合で、チャンヒョンに勝利して王座を戴冠することができるか。見逃せない一戦となる。

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