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【Krush】王者・璃明武が4連勝中のハードパンチャー・岩尾力を迎えV2戦、初代ミドル級Tに15kg減量の谷川聖哉が参戦

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2024/01/30(火)UP

王者・璃明武が、”武居由樹のお墨付き”岩尾を迎える(C)K-1

 3月30日(土)東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『Krush.159』の対戦カードが発表された。Krushスーパー・バンタム級王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が、4連勝中の岩尾力(POWER OF DREAM)を相手にV2戦。
 また[初代Krushミドル級(-75kg)王座決定トーナメント]が開催され、クルーザー級(-90kg)から大幅減量した谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)ら4選手によって争われる。

【フォト・動画】天才・岩尾が、元王者にボディで悶絶KO!

璃明武は昨年7月、ダウンを奪い初V

 璃明武は昨年7月、永坂吏羅との初防衛戦以来となる試合。その前は一昨年6月の『THE MATCH 』の江幡睦戦(璃明武が判定負け)と試合間隔が空いている。

 対する岩尾は、再起不能かと言われた交通事故から懸命のリハビリを経て復帰を果たし、3連続1RKO勝利。昨年12月にはKOこそ逃したものの圧勝した。あの武居由樹が“天才”と認める男だ。

 カードが発表された会見で璃明武は、岩尾について「パンチ力はこの階級で一番ある」と警戒しつつ「全然レベルが違う」「何もさせないで圧倒する」と自信を見せた。

 挑戦者の岩尾は、璃明武の印象を「この前の永坂戦での背中を向けて逃げる姿しかない。僕と戦う時はしっかり向き合って」と挑発。
 さらに「負ける気はしない」「倒して勝つというのが一番面白い」「KOで終わらせるのが一番いいのかな」とKO勝利で念願の戴冠を果たすと意気込んだ。

初代ミドル級王座Tが開幕(C)K-1

 また[初代Krushミドル級王座決定トーナメント]の開催が発表された。

 今回は準決勝の2試合、谷川聖哉vsブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)、神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vsYOHAN(T.K.F)が行われる。
 谷川はこれまでクルーザー級で戦ってきたが、今回大幅に減量してミドル級への参戦となる。

 カード発表会見で谷川は、階級を変えた理由について「12月にリュウ・ツァー選手に負けて1ヵ月ずっと悩んでいた。自分のプライドを取るか、K-1、Krushのベルトをしっかり取るかという風に考えた時に、ベルトが死に物狂いで欲しいと思ったので、階級を変えることにした」と、体重を15㎏落としてもベルトを狙うとした。

谷川は重量級ながら、空手仕込みの華麗な足技も駆使

 体重については「今は85kgくらい」で減量の専門家もつけていると言うが「75kgというと中3以来」と10年以上ぶりの体重で勝負する。

 対するブハリは「4連勝してて国内での実力は見せてきたので、神保選手と王座決定戦を希望してたけど、集まってきた2人もなかなか面白そう。2試合とも倒して優勝する」と不敵にKO勝利宣言だ。

 また神保は昨年6月、K-1ミドル級王座トーナメント以来の試合となるが「この階級は俺が作ったというか、俺が作ったベルトを獲らないのはおかしいなと思って戻ってきた。チャンピオンになって、今のK-1チャンピオン、待っとけよ」と同級K-1王者・松倉信太郎に宣戦布告。

 その相手のYOHANは「神保選手に7年前、20歳の頃にボディでKOされた。その時から絶対やり返すと心に決めて、ここまで来た」と大一番でのリベンジに燃えている。
  
 トーナメントの決勝戦は6月23日(日)、同所での『Krush.162』で行われる予定となっている。

▶次のページ:【フォト・動画】天才・岩尾が、元王者にボディで悶絶KO!

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