伊藤紗弥、“女人禁制”解かれたラジャのベルト新設めざす「攻める姿勢で」=2.12 RWS JAPAN
2月12日(月・祝)東京・後楽園ホールでは、ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)初の日本大会『RWS JAPAN』が開催される。
[RWS女子アトム級(2分3R)]で、アマチュアムエタイ・ユース3連覇ノンミン・トール ソンキアット(タイ)と対戦する、伊藤紗弥(尚武会)の試合前インタビューが、主催者を通じて届いた。
伊藤は「ラジャダムナンスタジアムの自分の階級のベルトを作ってもらうようアピールする」と22年8月、女人禁制が解かれたラジャでのベルト新設を目指す。
【フォト&動画】伊藤紗弥の計量で“割れた腹筋”、試合で勇姿も
伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得するなど、幼少期から注目を集め、WPMF世界4冠を達成した“ムエタイ才女”だ。
当初はノンバーンファー・ファミリームエタイ(タイ)との対戦が決まっていたが欠場、代替としてノンミンが決定した。
ノンミンはアマチュアムエタイでは2019、2021年、2022年にはユースの部で金メダルを獲得、2022年タイ国キックボクシング大会でも金メダルを獲得するなど、タイを代表する実力者。プロ戦績は45戦35勝10敗で、ノンパーンファー以上の強敵と言われる。
伊藤はノンミンについて「アマチュアムエタイのようにポイントを取るタイプではなく、前に出てくるタイプ。けどタイ人は戦い方も変えてくることもあるので一切油断は出来ない」と警戒する。
伊藤は前々回のBOMではパンチ主体にスタイルチェンジしたが「RWSルールはしっかりパンチのポイントも取ってくれる。攻める姿勢でいこうかな」とアグレッシブにいくとしつつ「今回は前に出てくる相手に合わせ、ヒジ、ヒザと色んなものを試す」と語る。
また「ヒジで切って勝ったことは一度もなく、カットを狙っているのでヒジに注目して」とパンチだけでなくヒジも進化させたと言う。
昨年9月の“タイ本場”RWSでは判定負けしてしまった伊藤だが「次は勝って、ラジャダムナンスタジアムの自分の階級のベルトを作ってもらって、そこを最後に目指したい」と目標を語る。
ラジャでは一昨年8月、長らく続いた女人禁制が解かれ、昨年12月にはバンタム級で初の女子王者が誕生した。伊藤が主戦場とするピン級では王座がまだ創設されていない。
そして「今回はRWSの関係者の方も会場に来られる。ベルトにつながる試合をアピールする」と意気込んだ。
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