エンセン井上がBreakingDownに「礼儀がない、試合後も喧嘩、ダサい」苦言を呈した3試合とは
初代修斗ヘビー級王者のエンセン井上(56)が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。2月18日に開催された『BreakingDown11』ではゲストジャッジとして携わったエンセンだが、思うところがあったという。
動画では「礼儀がない、試合前と試合後でも喧嘩する。親が(子供に)格闘技やらせたくないってなっちゃう」と苦言を呈し、特に3試合を問題視した。
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エンセンは前提として「リングに上がることは根性が必要だから、全員の選手にリスペクトある」とBreakingDownファイターに敬意を示すも、『BreakingDown11』での問題の3試合を強調。レオが失神した咲人に中指を立てたこと、喧嘩自慢対抗戦で大宮の選手と大阪の選手が試合後に乱闘騒ぎとなったこと、そして松井健が試合後に江畑秀範を襲撃したことだ。
これらの件を含めてエンセンは「試合後に問題になると、興行が盛り上がってもBreakingDownとしてダメになっちゃう。選手としても戦う場が無くなる。BreakingDown側も止めないと、ファンがどう見てもダサい」とコメント。
続けて「(自分は)格闘技にやっぱり感謝してる。格闘技に失礼なこともしたくない。格闘技は素晴らしいスポーツ、それをみんなに勘違いして欲しくない。BreakingDownとしてはビュアーが増えるとかPPVを買う人が増えるとかばかりじゃなく、もうちょっと大きく考えて欲しい。格闘技の力でBreakingDownできてるから、エンタメもいいけど礼儀が良くないからちょっと抑えよう、みたいなそういう妥協がない」と最低限の礼儀やリスペクトは必要だと熱く話す。
そして「試合前と試合後でも喧嘩する。それは全然格闘技の教えと違う。それが動きになると、親がやっぱり(子供に)格闘技やらせたくないってなっちゃう」とも付け加えた。
視聴者からは「完全に正論。BD好きだけど最近は暴走してる選手多くてキツイ」「ブレイキングダウンに出ている人たちは、エンセンさんの言葉を真剣に受け止めて欲しい」などエンセンに同調する声が寄せられていた。
動画本編では、上記の3つの件に対してより詳しく自身の見解を述べている。そちらは是非ともYouTubeで確認していただきたい。
現在、益々影響力が大きくなっているBreakingDown。エンタメ要素も必要だが、度が過ぎた言動には改善が求められるところだ。
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