2024/03/07（木）UP
（最終更新：2024/03/07 12:29）

RIZINライト級で活躍する矢地

　5月17日（日本時間18日）にフランス・パリで開催される総合格闘技イベント『Bellator Champions Series PARIS』に、RIZINで活躍する矢地祐介（33=フリー）の電撃参戦が決定した。主催者が先ほど公式サイトで発表した。
　矢地はライト級マッチで、マンスール・ベルナウイ（31=フランス）と対戦するが、このタイトル戦経験を持つ強豪はどの様な選手なのか。

【動画】矢地の相手ベルナウイ、戦慄のリアネイキッドチョーク！

　矢地はRIZINライト級で活躍する日本人トップ選手。21年大晦日のRIZINライト級タイトルマッチでホベルト・サトシ・ソウザに一本負け、続くルイス・グスタボにKOと連敗を喫したが、過去3戦で全勝するなど、勢いに乗っている。2月の前戦では、階級下ではあるが、白川陸斗から一本勝ちし、トータルファイターとしての進化をアピールした。

矢地はRIZIN2月大会で白川に一本勝ち、現在3連勝と絶好調だ。

　対するベルナウイはライト級の世界トップ選手。英国「BAMMA」、韓国「ROAD FC」、ロシア「Mー1 Global」と3団体のベルトを獲得し、22年10月になり物入りでベラトールに参戦。アダム・ピッコロッティを相手に一本勝ちを収め華々しいデビューを飾った。現在2連敗中と数字の上では結果を出せていないが、王者になるポテンシャルを秘めていると、期待の声が大きい。

　打撃、寝技共に世界屈指の技術力を持つベルナウイ。キャリア20勝で19フィニッシュと決定力が高く、得意のリアネイキッドチョークを中心に「13」の一本勝ちを記録している。

　戦績もそうだが、矢地にとって、その手足の長さも厄介だろう。矢地のリーチ（175.5cm）に対しベルナウイは196cm。身長はベルナウイが4cm高い程度だが、このリーチ差は20cmもある。矢地はベルナウイの懐に入り、打撃を当てることができるのか。