【ONE】ムエタイ女王アリシア、圧勝防衛も“実は第1Rの拳骨折”を告白、手術後姿にファン心配
3月9日にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FIGHT NIGHT 20』の女子アトム級ムエタイ・タイトルマッチにて、挑戦者のクリスティーナ・モラレス(スペイン)を破り、2度目の防衛に成功した王者アリシア・ヘレン・ロドリゲス(25=ブラジル)。圧勝とも言える内容だったが、実は第1Rで右拳を骨折したことを試合翌日にSNSで報告、病院のベッドに横たわる術後の姿を公開した。
アリシアはアリシアはスタンプ・フェアテックスやジャネット・トッドら世界トップのムエタイ選手を撃破し、アトム級ムエタイの頂点に立ったONE世界王者だ。
スペイン強豪モラレスとの今回の防衛戦。序盤からモラレスがハイペースでパンチで連打してくるも、アリシアは相手を観察するようにゆっくりとした立ち上がり。そこから徐々にミドルや首相撲からのヒザ蹴りを中心に攻撃を相手のボディに集め、試合をコントロール。モラエスに大きなダメージを与え圧勝した。
蹴りだけでなくパンチも得意とするアリシアだけに、ジャブやワンツーをほとんど出さず、パンチはほぼ左のボディショットのみだったのは、開始すぐに右拳を骨折したからだったようだ。
アリシアは10日の自身のインスタで「手術は全てうまくいった。私は最初のラウンドで手を骨折した。しかし、最終的に全てがうまくいったことに感謝します。怪我を完治させ、さらに強くなって帰ってくる」とメッセージ。右手の拳を中心に包帯を巻き、病院のベッドに横たわる姿の写真を公開した。
コメント欄には「大丈夫か、早い完治を祈る」「チャンピオン、早く良くなってね」などとファンから心配と応援の声が並んだ。
怪我のアクシデントに見舞われながらも、多彩な蹴り技と強力な首相撲、ヒザ蹴りで王座を守ったアリシア。勝利マイクで、ムエタイ、キック、MMAの3競技制覇王者のスタンプ・フェアテックスの名前を出し、再戦を要求したが、果たして、ファン待望の再戦は実現するのか、アリシアの早期回復を祈りたい。
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