2024/03/11（月）UP
（最終更新：2024/03/11 20:56）

朝倉海©️RIZIN FF

　現在アメリカのラスベガスで修行中の朝倉海（30＝JTT）が、本日11日に自身のSNSを更新。そこでは、UFCバンタム級王者ショーン・オマリー（29＝アメリカ）の打撃を称賛し、「戦ってみたい」と意欲も見せた。

　インスタグラムのストーリーズでファンからの質問に答えた海。昨日の『UFC 299』で行われたバンタム級タイトルマッチの感想を聞かれ「オマリーの打撃が凄かった。フェイントの数、空間の支配、当て感が素晴らしい。戦ってみたい」と書き込んだ。

オマリーのパンチでヴェラの顔面が歪む©️UFC

　海も戦ってみたいというオマリーは、一撃で相手を沈める抜群のスタンドテクニックを持ち、戦績は20戦18勝（12KO・2一本）1敗1NC。
　昨年8月のタイトル戦で当時の王者アルジャメイン・スターリングに挑戦し、2回TKO勝利で王座を戴冠。そして昨日の初防衛戦では、キャリア唯一の黒星を付けられたマルロン・ヴェラにヒザ蹴りを効かせるなどしてフルマークの判定勝利を飾った。

　オマリーは身長180cm、リーチ183cmとバンタム級（-61.2kg）の中では非常に大きな体格で、構えもスイッチを多用し、関節蹴りやフェイントを織り交ぜながら自分の距離をコントロールして戦う。海の言うように空間の支配が上手い選手だ。
　昨日の勝利マイクでは、フェザー級王者のイリア・トプリアとの対戦を要求。2階級制覇を狙う姿勢を見せたが、トプリアからはSNSで「メラブとの戦いがあなたを追っている。まずはそれをやってくれ」との返事があり、次戦はバンタム級ランキング1位のメラブ・ドバリシビリとの対決が予想される。

　UFC参戦が期待されている海。4日にアップされたYouTubeの動画では、今後フライ級でやるかバンタム級でやるかは、まだ分からないと話していた。オマリーとの対決が実現する時もいずれやってくるだろうか。

　そして注目の集まる海の次戦はどういった形になるのか、今後の展開も追っていきたい。

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