【RIZIN】太田忍、“階級上元王者”牛久絢太郎との対戦も余裕の態度「一方的に得意なところで戦う」
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.46』の追加対戦カード発表会見が12日、都内にて行われた。
バンタム級マッチ[RIZIN MMAルール 61.0kg]として、太田忍(パラエストラ柏)と牛久絢太郎(ATT/K-Clann)の対戦が決定。会見には太田のみ出席し「KOしたい」「得意なところだけ押し付けて戦えたら」と余裕の態度を見せた。
太田はレスリングの16年リオ五輪銀、19年世界選手権金の実力者。昨年は倉本一真、瀧澤謙太をKOで撃破して勢いに乗るも、10月は佐藤将光に判定負け。それでも大みそかは芦澤竜誠にダースチョークからのパウンドでKO勝利して再起を果たした。今回は階級を下げてきた牛久を迎える形だ。
対する牛久は元RIZINフェザー級王者。22年10月にクレベル・コイケの三角絞めに一本負けで王座陥落、昨年4月も朝倉未来に判定負けして連敗を喫した。その後、堀口恭司と同じ米国ATT所属となり、9月は萩原京平に判定勝利。その後12月にDEEPのフェザー級王座を返上して、1階級下のバンタム級への転向を表明していた。
会見で太田は「牛久選手はフェザー級の元チャンピオンで、今ATTで練習してるし、すごい気合入ってて強い選手だと思うんですけど、僕の戦績5勝4KOなんで、ストライカーらしくこの試合もKOしたいと思います」と、レスラーでありながらKOを量産している太田は、今回もKOすると宣言。
牛久をどう攻略したいか聞かれ「牛久選手はトータルファイターなので、色んなことが出来る。スタンドでも寝ても戦える。下からの極めもあるし、僕が得意なテイクダウンをした後も戦える選手だと思っている。そんな中で僕がどう勝つかって言ったら、一方的に自分の得意なところだけを押し付けて戦えたら良いんじゃないかと思ってます。そこを曲げたらいけないと思ってます」と牛久の長所を分析。自身の得意とするレスリング力を押し付ける構えも見せた。
一方の牛久は会見に出席せず、主催者を通じて「4月29日にバンタム級に挑戦します。新しい階級で皆さんの前で戦えることを凄く楽しみにしています。当日はパァっとインパクトを残せるように残りの期間しっかりと仕上げたいと思います」とコメントを寄せた。
牛久が転向初戦で太田を相手にどんな試合を見せるのか、ファン注目の一戦が決まった。
<決定対戦カード>
▼RIZIN MMAルール 61.0kg
牛久絢太郎(ATT/K-Clann)
vs
太田忍(パラエストラ柏)
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