“不可解TKO負け”のドゥンベ、審判の判断を痛烈批判「あんな風に止めるべきではない」=PFL
3月7日(日本時間8日)にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『PFL Europe 1: 2024 Regular Season』で“不可解な”レフェリーストップによるTKO負けとなったセドリック・ドゥンベ(31=フランス)。試合数日経った後のインタビューで振り返り、「私の話を理解しようとしなかった。あんな風に止めるべきではなかった」と審判の判断を痛烈批判した。
【フォト&動画】炎上した“不可解なレフェリーストップ”のシーン!負けたドゥンベが怒りの抗議!
ドゥンベは元GLORYウェルター級の絶対王者でMMA転向後も5戦全勝と無敗の選手。地元フランスでのメインに登場し、同じくウェルター級の無敗選手.バイサングール・“バキ ”・シャンソウディノフと対戦したが、3R目にドゥンベの足に何かの破片が突き刺さった事を巡り、ドゥンベが2度も試合中断を要請したとして、レフェリーが試合をストップ、ドゥンベのTKO負けとした。
ドゥンベは11日のMMA記者アリエル・エルワニの取材に応じ、当時の状況を説明。「映像を見れば分かると思うが、私は最初は自分でその破片を取り除こうとした。しかし、うまく行かなかったんで、レフェリーに『足の裏に何かある』と言ったが、彼は『止まるな、続けろ』と私の話を理解しようとしなかったから、私は従った」
「すると(対戦相手の)バキが異変に気づき、フランス語で尋ねてきたので、状況を説明したら、バキが審判に『取り除かせろ』と話をかけた。そしたら、審判が私を見て、ストップを言い渡したんだ」と、ストップの理由として、“2度の試合中断を要請したから”とした部分を完全否定した。
ドゥンベは「レフェリーはとても大変な仕事だ。簡単ではない。それは理解できる。しかし、ケージ内で何かアクシデントが起きた場合は、一旦試合を中断して、それを正してから、試合を続行させるべきではないのか。レフェリーを責める気はないが、あんな風に試合を止めるべきではなかった」と、レフェリーに一定の尊敬の念は見せつつも、その判断は間違いだったと批判した。
ドゥンベ側は試合結果はTKOではなくノーコンテストにすべきと判定不服の、申し入れを行う構えだといい、バキとの早期再戦を望んでいるようだ。
ネット上では、この試合の直後、この判定結果を非難する声が多かったが、数日経って、1Rにバキが試合を優位に運んでいたことからか、このドゥンベの意見に対して、“主張はわかるが、戦いでは負けていたのでは”との否定的な意見も上がっている。
ドゥンベの主張が正しいか否かの議論は別として、注目の“無敗対決”の再戦はすぐに行ったほうが良いのかもしれない。
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