【RWS】第3回日本大会で吉成名高がラジャ2度目の防衛戦「自分が一番と見せつけたい」
7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催されるラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ(RWS)の日本大会『RWS JAPAN』第3回大会の記者会見が29日横浜市内にて行われ、主要対戦カードが発表された。
ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が同級10位ジョムホート・コースワンタットを挑戦者に迎えて2度目の防衛戦を行うことが決定。
名高は10代の時に、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者(ミニフライ級)となり、23年7月にはラジャダムナンスタジアムのフライ級王座も奪取、さらに12月には同スタジアムのスーパーフライ級暫定王座もKOで獲得。そして今年2月に『RWS JAPAN』のラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級統一王座決定戦で、正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)を倒して3階級完全制覇(スーパーフライ級王座初防衛)を果たした。前回4月の第2回大会でケビン・マルティネスに勝利し、31連勝となった。
会見に出席した名高は「1回目から全部、RWS JAPANに参戦できて、本当に光栄です。昨年12月にスーパーフライ級に階級を上げて2月にプレーオプラーオ選手に勝ってチャンピオンになりました。スーパーフライ級には強豪がたくさんいる中で、今回ジョムホート選手と試合ができることを本当に嬉しく思います」とあいさつ。
会見に同席したRWS JAPANと協力体制のBOMプロモーション・中川夏生代表によると「ジョムホートは名高と戦いたいとラブコールをずっと送っていた選手だった」という。それを聞いた名高は「ジョムホート選手にやりたいと言われる立場まで来れたことが光栄なことですし、実際スーパーフライ級で彼は今10位ですが、それ以上の実力があると思っています。自分がジュニアの頃からワンチャローン選手やプラジャンチャイ選手と鎬を削ってきたレジェンド級の選手。そういう選手と自分が防衛する立場で挑戦者として迎えることになることは、自分の中でも感慨深い気持ちです」とベテラン選手との対戦は光栄だという。
「スタイル的に彼はスピードが速くてボクシングテクニックもあり、攻撃的なフィームーでKO率も高い選手なので、僕とやる時もかなり前に攻撃を出して攻めてくると思います。1Rからしっかり見て最終的には自分がフィニッシュして、スーパーフライ級では自分が一番というところを見せつけたいと思います」と気合い十分。
今大会には、現在41連勝中で名高との対戦が期待されているラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者クンスックレック・ブームデックシアンが松田龍聖(大原道場)を相手にタイトル防衛戦を行うことが決定し、クンスックレックは名高に対しては「いずれ戦おう」というメッセージの映像が公開されると、名高は「自分はスーパーフライ級に上げてまだ半年くらいしか経っていませんが、僕はスーパーフライ級で終わるつもりはない。これから階級を上げていく中でクンスックレック選手もそうですし、もしこれでクンスックレック選手に松田選手が勝ったら松田選手は上の階級のチャンピオンになるということなので、どっちが勝っても自分が階級を上げた時に立ちはだかる選手だと思うので対戦はすごく楽しみです」と対戦に意欲を見せた。
▶次ページは【フォト】名高がラジャSフライ級王座統一!ダウン奪う圧勝
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