【ボクシング】那須川天心、バンタム級で王者武居との対決の実現は?中谷潤人も反応
7月20日(土)東京・両国国技館にてWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)がWBA同級4位のジョナサン・ロドリゲス(アメリカ)と対戦することが、31日、都内会見にて発表された。
現在、バンタム級世界王者が全員日本人ということで注目度も高いが、その中で誰と戦いたいか聞かれ「武居君って言ってもらいたいのは分かるんですが」とWBO王者武居由樹の名を出し、それに会見にリモート出席していたWBC王者の中谷潤人もコメントした。
バンタム級の世界王者はWBCが中谷潤人(M.T)、IBFは西田凌佑(六島)。そして、WBAは井上拓真(大橋)、WBOは武居由樹(大橋)と全員が日本人という熱い階級だ。
会見で、バンタム級で戦う中で何か意識することはあるか聞かれた天心は「今バンタム級のチャンピオンが全員日本人で、四天王がいるわけじゃないですか。なのでランクを上げてって、自ずと『次は那須川天心でしょ』って言われると思う。来年あたりにはその位置に行けると思うので今は着々とやっていくだけです。自分の為に4人がいてくれるという意気込みでいます」と来年の実現を見据えているという。
その中で、特に意識する選手はいるかとの質問には「世の中の人は武居君って言ってもらいたいのは分かるんですけど、全員意識してます。(ベルトは)1個獲ったら良いと思ってないので、全部獲るつもりでいます」と武居のみならず、4団体全てのベルトを奪う構えを見せた。
また今回の会見では、WBC世界バンタム級王者・中谷がビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を迎えての初防衛戦も発表された。
中谷は天心について「プロに転向されてからセンスのあるボクシングをされているので、注目してます」と評価。天心のベルトを“全部獲るつもり”という発言には「もちろんそうあるべきだと思ってるので、僕は僕自身のやるべきことをやっていきます」とあくまで自身、それまでしっかり勝ち続けるとした。
天心の言うように、来年あたりに日本人王者との世界戦は実現しそうだ。天心は試合後の囲みでは「あくまで今回の試合の内容次第」と試合内容で良い勝ち方をすれば次へ進めると念を押したが、まずは今回の世界4位の相手にどのような試合をするか。全てはそれに懸かっている。
▶︎次ページは【動画】12年前に実現!天心vs武居の試合映像
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