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【RWS】9連勝中の朝陽がKO宣言!小笠原瑛作&龍聖との対戦も希望

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2024/07/12(金)UP

チャイヤコーン・ポーラックブーン(左)と朝陽・PKセンチャイムエタイジム(右)

 7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催される、ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第3回日本大会『RWS JAPAN』。第13試合、[フェザー級(57.15kg)3分3R]でチャイヤコーン・ポーラックブーン(タイ)と対戦する朝陽・PKセンチャイムエタイジム(=品川朝陽/PKセンチャイムエタイジム)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。

 朝陽は同世代の吉成名高、奥脇竜哉と共にジュニア時代から様々なタイトルを獲得した天才児。プロデビュー後は強打を武器に、次々とムエタイの権威あるタイトルを獲得してきた。21年にはONE Championshipと契約し、のちにONEムエタイストロー級王者となるジョセフ・ラシリと対戦し1R KO負け。

強烈なパンチを当てる朝陽

 再起戦となった2022年9月のBOMでは、IPCC世界フェザー級(57.15kg)王座決定戦でタイ強豪ペイム・バンライカンケンドンを4R KO。同年11月には日本人選手が7人も参戦したONEでただ1人勝利をものにした(ルイ・ボテーリョに判定勝ち)。その後も快進撃は続き、RWS初参戦となった今年3月のラジャダムナンスタジアムではペットウェウワーを1RKOで連続KO記録は8に。前戦6月15日のRWSではウズベキスタンのナー・モハメド・ヴェナムムエタイに判定勝ちしたことで連続KOは途切れたが、現在9連勝中だ。

 今回の試合まで約1カ月の試合間隔となる朝陽だが、「そんなに休みを取ることもなく、3日ぐらい休憩したらすぐ練習を再開しました。調子は前回の試合から上がり続けているのでバッチリです」と調子は良いという。

 9連勝と絶好調の要因については「ジョセフ・ラシリ選手に1R KO負けしたことは、僕にとって変化のある負けだったのかなと。今までと練習内容やスタイルは大きく変えたというわけではないんですけど、練習に対しての意識や、試合の時の気持ちの持ちようを自分の中で見つめ直すことで、自分の中で一皮剥けたかな、というのはあります。あの負けがあったから今の絶好調につながっていると思いますね」とONEでの敗戦がきっかけだったと明かす。

 続けて「連勝するまでは、判定でギリギリ勝つみたいな自分自身に余裕がない試合だったり、勝ったり負けたりするような試合が続いていました。名高を見ていると、試合になっても硬くならず、練習の感覚のままリングに上がっているのをすごく感じていて、僕もそういうのを若干意識するようになったことで、落ち着いた試合もできるようになりました」と良い方向に変化していることを語った。

 次の相手、チャイヤコーンは、朝陽が高校生の頃にタイに住み込みで練習していたPKセンチャイジムで一緒にずっと練習していた仲だったという。

「当時の僕はまだプロになり立てで、向こうはルンピニースタジアムのトップランカーでメインやセミファイナルでやる選手だったので、格上の兄貴的存在で首相撲をよく教えてもらったりしていました。僕は身体がどんどん大きくなっていき、別なジムに移籍しているチャイヤコーンと同じフェザー級になり、この階級の強い選手とやっていくとなると、チャイヤコーンは避けては通れない相手なので、まずは超えないといけないと思っていました」

 イメージする試合展開に関しては「最近のチャイヤコーンはヒジ、パンチ、首相撲、ミドルもできるオールラウンダーなんですけど、首相撲の強い選手なので今回は首相撲だけを注意しています。他に関しては、僕が下回ってる部分はないので、普段と変わらず、殺傷能力の高い攻撃を出せる練習をしています。チャンスがあったら、倒しに行きたい。次の試合で連勝記録はちょうど2桁に乗るんです。今回の相手もいい相手なので、10連勝目にふさわしい勝利にしたい」とKOも狙うという。

 今回勝って、その先には見据えているものについては「ラジャダムナンスタジアムの現チャンピオンがヨーティンで、今回の相手とチャンピオンは首相撲タイプで似ているので、仮想ヨーティンとして僕は戦います。ここで何かいい突破口を見出せれば、ヨーティン戦が今後もし決まったとしてもそんなに構えることなく、試合に臨めると思います」とタイトル挑戦を視野に。

 また、6月23日に開催されたKNOCK OUTを観戦したことで「自分の階級に近い選手が試合をしていて、KNOCK OUTのフェザー級2トップの小笠原瑛作選手や龍聖選手と絡むチャンスがあったら絡ませていただきたいなと思いました。僕との試合が見たいとファンが盛り上げていただき、中川会長が組んでくれたら全然自分はいつでもやります! BOMの看板を背負って出たレンタが負けて悔しさもありましたし、BOMがムエタイ系の最強の団体というのを証明したい。日本最強を名乗るためには、やっぱり日本人対決をやらないと、なかなかファンが認めてくれないと思うので、タイミングさえ合えばやります」と小笠原瑛作、龍聖との日本人対決にも興味を示している。

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