【RWS】石井一成、再戦で勝利宣言「いい勝ち方をしてクンスックレックにアピールしたい」
7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催される、ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第3回日本大会『RWS JAPAN』。第14試合[スーパーフライ級(52.16kg)3分3R]で元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者パントー・ポー.ラックブン(タイ)と対戦するイッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
石井はムエタイで数々のタイトルを獲得し、K-1では世界王座戦までたどり着いた。RWSでは昨年2連続KO勝利も、10月に現ラジャ王者パントアに判定負け。今年1月『TOP BRIGHTS.1』、先月の『RWS』では2連続KO勝ちを収めている。前回4月のRWS JAPANでは11戦無敗の松田龍聖と引き分けた。
昨年10月のRWSで対戦し判定負けしているパントーとの再戦が決定した石井は「前回は1R目に僕が右ミドルを蹴って蹴り足が着地する瞬間の気を抜いたタイミングでストレートをもらってダウンを奪われました。効かされたものではなかったので、2R、3Rで追い上げたんですけど、3R制でのダウン1回はすごくデカいので、取り返せなかった」と猛省。
その後のパントーの試合もチェックしており、「前回の試合映像を見ました。クマンドーイ戦から始まり、僕が2022年のWBCムエタイのタイトルマッチで1R KOしたデットペットは双子で、その双子にどっちとも負けていて現在3連敗中なんですが、“次はない”といういう覚悟で今回はかなり気合いを入れてくると思うので油断はしてないです」と相手は連敗中だけにさらに警戒を強めているという。
イメージしている試合展開については「RWSは3Rしかないので、相手の出方を見ていたら時間もないし、自分の持ち味も出せなくなると思うので、もちろん最初から攻めたいと思います。自分の見せ場を3Rの中でより作らなくちゃいけないので、手数は5Rの時よりも多くすることを意識しています」と真っ向勝負を仕掛ける構え。
現在、石井はラジャダムナンスタジアムのバンタム級14位にランクイン、今回はスーパーフライ級11位のパントーとスーパーフライ級での一戦となり、今回勝利後の階級については「バンタム級のチャンピオンが今回、松田龍聖選手とやるクンスックレックで、スーパーフライ級が名高です。パントー選手はバンタム級の元チャンピオンですし、ここで勝てばまた1ステップ上に上がれて、ベルトに近づけるんじゃないかなと思っています。RWS本部の関係者も多く来るので、いい勝ち方をしてクンスックレック選手にアピールしたいのですが、もしかしたらフライ級に戻ることも考えています」と王座挑戦する階級は模索中とのこと。
今大会で名高がスーパーフライ級タイトル防衛に成功したら、名高との対戦もあるのかとの問いには「もしRWS本部からタイトルマッチのオファーが来たらやるしかない。名高とは一緒に練習も何回もしたことあるし、やりづらさはありますけど、2人でよく『トーナメント決勝戦やタイトルマッチとかやらざるをえない状況の時はやりましょう』という話をしています」とYouTubeチャンネル「成×成(なりなり)ちゃんねる」の共演仲間であっても戦う状況になれば戦うとした。
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