武尊「日本人がONEのベルトを総なめに」秋元「日本にタイトルマッチを持ってくる」“共同戦線”の2人、練習の進化も
9月27日(金)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 81』の記者会見が31日都内にて行われ、元K-1三階級王者の武尊(33=team VASILEUS)は、ブラック・パンサー(24=タイ)と[61.2gk契約/3分3R]で対戦決定。
また元ONE世界バンタム級キックボクシング王者・秋元皓貴(31=パワーオブドリーム)は元ONE世界フライ級王者イリアス・エナッシ(モロッコ)と[65.8kg契約/3分3R]で戦うことが発表された。
ONEフライ級で戦う武尊は、フェザー級・野杁正明のONE参戦や、今回のバンタム級・秋元との参戦を意識し「日本人がONEのベルトを総なめにする」と各階級でベルトを巻くと意気込んだ。
【フォト】武尊の直近の仕上げた筋肉バキバキボディ!前戦ボディでKO寸前にしたシーンも
武尊は今年1月のスーパーレック戦で、膝の骨折などの怪我を負ったが現在は「膝は100%大丈夫」と予後は良好だ。
これまで武尊は「練習で壊れるんじゃないかというくらい」のオーバーワークを行ってきたが、年齢やキャリアを重ね、今回は調整方法に「初めて」という変化を加える。
今までは試合3ヶ月前からアメリカに行き、ラスト2ヶ月を日本で追い込んでいたが、今回は「4ヶ月前にアメリカへ一回行き、2ヶ月切ってからもう一度アメリカへ行くという新しい追い込み法」に変える。
理由は「アメリカにいたほうが身体も調子が上がる。格闘技に120%集中できる」と心身共に良い状態になり「アメリカにいる時のコンディションのまま試合に行く」と好調のまま試合に乗り込むと言う。
また敗戦を経て「今はムエタイファイターでもローキックを蹴る選手が増えている。次の選手もローを蹴って来る。(前戦では)1Rで骨が折れちゃってカット出来なかったけど、カット出来るところはカットして、さらにパンチも当ててゆく」とスタイルの微調整も行ってゆく。
盟友・野杁正明もONE参戦することについて「心強い、一緒にONEのベルトを巻くと約束している」と語り、王座返り咲きを目指す秋元も含め「日本人でONEのベルトを総なめにする」と意気込む。今回は秋元と「日本人の強さを一緒に見せつけたい」と熱く語った。
その秋元も、前戦から武居由樹、江川優生などK-1王者らを輩出するパワーオブドリーム(POD)に所属を変えた。
PODに移籍し「さらにパワーを身につけられている」と言う。今までは「判定が多かったんで、ついたパワーをしっかり相手に与えて倒せるかな」とKO決着も狙う。
また「パンチが強い選手が多く、会長もパンチを教える技術が高い。パンチが使えれば蹴りもさらに当たって来る。どちらでも倒せるように準備したい」と倒せる確率を上げられているとした。
さらに、現在はプロボクシング世界王者の武居由樹とも一緒に練習を行っており「(武居は)K-1からボクシング王者になり本当に凄い、自分も負けてられないな」と大きな刺激を貰っている。
今回はタイでの試合だが「日本で盛り上げることが一番大切、タイトルマッチを日本でやるとか。一戦一戦きっちり勝つ」と日本大会での王座返り咲きを見据え、強敵との一戦に臨む。
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