2024/08/01（木）UP
（最終更新：2024/08/01 14:51）

内藤が攻撃力アップでKO勝利宣言！

　8月3日（土）にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される『ONE FIGHT NIGHT 24』の［フライ級キックボクシング］では、同級3位で元SB王者の内藤大樹（28=BELLWOOD FIGHT TEAM）と、K-1グループにも何度も参戦した同級5位のエリアス・マムーディ（26=アルジェリア）が対決する。
　内藤は激闘派のマムーディに「心を折るKOをしたい」と完全決着を宣言。先月31日にONE第2戦が決まった武尊についても言及した。

【動画】内藤、死角からのハイキック！マムーディが電光石火の連続攻撃でKO！

　内藤は元シュートボクシング・スーパーバンタム級王者。19年からONEに参戦し、ハガティ、ペッダム、スーパーレックら強豪勢と凌ぎを削る戦いを見せてきた。
　昨年はムエタイマッチで2連敗ｓるも、今年は3月にキックルールのシャーゾット・カブトフ戦で勝利し再起を果たす。しかし同4月にデッドゥアンレック・ティーデ99に惜敗した。

　対するマムーディは“フランスの天才児”のニックネームで、18歳の時から日本のK-1グループでも活躍。19年からONEに参戦するも21年6月の前戦以降、負傷により2年以上欠場していたが、昨年8月の前戦で復帰。エドガー・タバレスから3度のダウンを奪い、初回KO勝利を飾った。

”イケイケ”激闘派のマムーディ (c)ONE

　内藤はONEの試合前インタビューでマムーディについて「思い切りの良さというか、序盤からガンガン来るのが彼の強み」と勢いを警戒するが「パワーはあると思いうが、逆にそれしかない。（倒す）イメージは凄く出来ていて、（カウンターを）入れる自信はある」と強気を見せる。

　そして「相手の心を折るようなKOをしたい」とKO宣言。さらに「相手は勢いがあるタイプで、乗った時はすごい強いと思うし、イケイケな部分が目立つ。そういう選手だからこそ、心が折れた姿を見せたい」と容赦無しだ。

　今回はバンコクにあるスーパーボンのジムで合宿を行った。内藤は「1発1発の威力が変わったと思うし、パンチの回転スピードも良くなった。今の自分だったらカウンターだけじゃなく、打ち込んだパンチでも全然倒せる自信がある」と激闘派マムーディを相手に進化した攻撃力を見せるつもりだ。

　先月31日には武尊がONE2戦目、新鋭ブラック・パンサーとの対戦が発表されたが、内藤は「本選契約している武尊選手のことは意識はする。もし対戦するのであれば、日本大会が盛り上がると思うし、ベルトを賭けて戦うとか、そういう舞台で交わることができればいい」と願わくば日本大会やタイトルマッチで戦ってみたいと語った。

　対するマムーディは「対戦相手に弱点は見当たらなく、今回はトップクラス同士の激闘となる」と接戦を予測。しかし「ファンとボスを満足させ、ダブルボーナスに値するようなビッグファイトをする」と激闘の果てのKO勝利を狙っている。
　また「この試合の後、フライ級ムエタイ世界王者・ロッタンのタイトルに挑戦したい」と勝利しロッタン戦に繋げたいと意気込んだ。

　ランカー同士のトップレベル対決、内藤は磨いた強打で勝利することが出来るか。　

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