ウルフ・アロン一本負けも、相手の投げ”内股すかし”に賞賛「力を利用して投げる、これが柔道」
パリ五輪柔道(シャンドマルス・アリーナ)では1日、男子100kg級が行われ、敗者復活戦では ウルフ・アロンが延長で内股に行ったところ見事にかわされ内股すかしで一本負けを喫した。
2連覇ならずメダル獲得にも至らなかったが、この動画を配信したYouTube動画(テレ東スポーツ)では相手選手ニコロス・シェラザディシビリ(スペイン)の内股すかしでの一本勝ちにアッパレのコメントが続いた。この内股すかしは、相手が技をかけてきた瞬間をサイドにかわし、その力を利用し投げる合気のような技だ。
準々決勝で敗れたウルフは、銅メダル獲得に敗者復活戦に挑んだ初戦、シェラザディシビリに対し積極的に技をかけに行った。しかしポイントに至らず、延長線へ。そこでウルフが内股に行ったところに、この内股すかしが来たというわけだ。
連日柔道の誤審騒動で嫌気もさしている柔道ファンも多いだろうが、この試合の激闘と、最後に相手の力を使った技は見事。最初何が起こったのかわからず、動画で再度見直してようやく把握できるレベルだ。
コメント欄には「一瞬ウルフが勝ったと思ったが、その力を利用して技を決める感じが柔道っぽい。素晴らしい試合でした」「この試合を見て、『柔道ってこういうやつだよ!』って思った試合第1位!」「勝負をかけた内股、相手の内股すかし、まさに刹那の闘い、柔道の醍醐味」など称賛の声があふれた。
▶︎次ページは【フォト&動画】見事な内股すかしで一本!その瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・「これは殺人行為だ!」”待て”も絞め技を続け、永山竜樹が失神一本負け!公開された映像に疑念の声
・”また誤審!?”村尾三四郎「決勝の内股は一本では?」の声、動画とルールブックで確認すると…
・“マッチョな女子柔道家”出口クリスタ、MMA転向は?金メダルに伝説のUFC王者も祝福
・パリ五輪で金!”柔道女子”角田夏実、結婚は? 引退後はMMAも視野に
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!