2024/08/08（木）UP
（最終更新：2024/08/08 20:46）

壱・センチャイジム（左）と嵐（右）が対戦決定

　8月8日（木）都内にて記者会見が行われ、キックボクシングイベント『KICKBOXING JAPAN CUP 2024』の開催が発表された。
　11月10日（日）東京・後楽園ホールのNJKF主催大会で8名による1回戦を行い、勝ち上がった4名で12月30日（月）神奈川・横浜武道館のKNOCK OUT主催大会で準決勝・決勝が行われることとなっている。

【フォト＆動画】壱と嵐の激闘ハイライト！フェイスオフで睨み合いも

　ルールはヒジ打ちあり、首相撲からの攻撃無制限のキックボクシングルールで契約体重は55kg。出場選手はイノベーションフェザー級1位・前田大尊（マイウェイジム）、NJKFバンタム級王者・嵐（キングジム）、元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・古村光（FURUMURA-GYM）、KNOCKOUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム）、Bigbangスーパーバンタム級王者で元NJKFバンタム級王者の一航（新興ムエタイジム）、NJKFスーパーバンタム級王者・真琴（誠輪ジム）、WMC JAPAN スーパーバンタム級王者・佐野佑馬（創心會）、スックワンキントーンスーパーバンタム級王者・森岡悠樹（北流会君津ジム）の8名となっている。

　会見では嵐が「みんな弱そうなので俺が一番なので。特にコイツをぶっ飛ばすからな」と壱に突っかかった。
　これに対し壱は「やめろそんなBreakingDownみたいなこと。神聖な場なんだから」と怒りの表情を浮かべ、嵐を睨んだ。
　その壱にマイクが回ってくるとKNOCK OUTの山口代表に「こっち（嵐と）試合決定でいいですか？BreakingDownみたいなことマジやめてほしいんで。もうこっち試合決定で」と壱も嵐との対戦にやる気を見せた。

　嵐はなぜ壱と戦いたいのかを質問されると「顔がキモい。以上」と簡潔に毒を吐いた。
　嵐のコメントを受け壱は「いやまあ、こう狙われる立場になったんだなと思いますよ僕も。嬉しいです、嵐くんみたいな若い子が出てきてくれて。あとシンプルに嫉妬」と冗談を交えながら自分の立場についても言及した。

　またトーナメントのどこにロマンティックさがあるかを聞かれた壱は「こういう場面ではみんな噛みついてくれないので、嵐くんみたいに噛みついてくれるのは嬉しいですよ」と述べ、再び1回戦での対戦を山口代表に訴えた。対する嵐も「コイツとやらせて欲しい」と武田幸三NJKFプロデューサーに訴え、武田Pは「1回戦のメインでいいですか。決定にします」とその場で両者の1回戦での試合を決定した。

　この試合は両団体の王者同士の一戦となり、互いに負けることのできない試合となっている。会見から盛り上げた2人が11月にどのような試合を見せてくれるのかが期待される。

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