【RIZIN】マス大山のDNA自負するキム・スーチョルの強さとは!?「井上直樹の攻撃を遮断する」=9.29バンタム級王座戦
9月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.48』のバンタム級王座決定戦で井上直樹(Kill Cliff FC)と対戦するキム・スーチョル(32=韓国)。バンタム級にしてその強靭な肉体とパワーでフィニッシュを重ね、極真会館の創始者、大山倍達への憧れと韓国出身という誇りからマス大山のDNAを持つと自負。マス大山が唱えていた華麗な戦いとパワー、それを実践するスーチョルの強さとは?
スーチョルは12年10月にONE初代世界バンタム級王座決定戦でレアンドロ・イッサに2R KO勝ちを収め初代王座獲得に成功。本拠地の韓国では、ROAD FCのバンタム級とフェザー級の初の2階級制覇王者に輝いた。
さらに22年9月の『RIZIN.38』ではRIZINバンタム級JAPANグランプリ2021王者の扇久保博正と対戦。テイクダウンを重ね、パンチにより扇久保を2カ所顔面骨折させ、3-0の判定勝ちを収めた。
スーチョルの戦いの特徴は、常に前に出続け、フィニッシュを狙うアグレッシブなスタイル。無尽蔵のスタミナと相手の技術を潰すほどのパワー、そして最後まで勝負を諦めない気持ちの強さと、打撃をもらい続けても決して倒れない打たれ強さが、彼のストロングポイントだ。
その必勝パターンは、前に出て相手との距離を潰し、自分の攻撃ができない相手が強引な粗い攻めに出てきたら、そこでカウンターのタックルを決めてトップから殴り続ける。バチバチのドッグファイトを得意とし、スーチョルと戦った選手は勝っても負けても、試合後は満身創痍になるのだ。
昨日行われた記者会見に、リモートで参加したスーチョルは「命をかけて準備をする。井上はスタミナもフィジカルも強い良い選手だ。でも私は相手の良い点を遮断するのが得意。井上の良い点をすべて遮断して必ず勝利する」と、勝ち筋はすでに見えているようだ。
対する井上は「誇りを持って気合でも勝ちに行く」と珍しく気持ちの部分を見せたが、スーチョルが井上の高い技術を全て飲み込む可能性があることを覚悟しての発言だろう。
UFC参戦が決定した朝倉海が返上したベルトを巡っての戦い。負けられない一戦を勝利するのは、スーチョルか井上か。
▶︎次ページは【フォト】スーチョルの“ムキムキ”強靭ボディ!
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