朝倉海、UFCのドーピング検査がタイに突撃!“このタイミングで”の声
RIZINバンタム級王座を返上してUFC挑戦を表明している朝倉海(JAPAN TOP TEAM)は、現在タイのバンタオMMAで約1カ月間の合宿中。そんな中、朝倉は本日22日に自身のSNSでUFCから派遣されたドーピング検査員がタイまで訪問してきたことを明かした。
UFCは、過去に多数のドーピング違反者を摘発している。
【フォト】UFCで過去にドーピング違反選手たち、朝倉海のバキバキボディ
朝倉は「練習行こうとしたらドーピング検査の人が突撃してきた。タイにもくるんかい」と自身のXに報告した。
UFCはドーピング検査を厳しくしており、全米アンチドーピング機構(USADA)に依頼している。USADAのドーピング検査は抜き打ちで行い、365日どこにいるか所在を明らかにした上で検査の連絡があれば、速やかに対応しなければいけない義務があるという。出先でも1時間以内に所在を告げている場所へ戻り、これを3回ミスしたら違反者となるとも言われている。
過去にはミルコ・クロコップが2015年11月4日にクロアチアのザグレブでUSADAによるドーピングに関する競技外検査(競技会内ではなく、選手宅などにトレーニング期間中に抜き打ちで行う検査)を受け陽性となり、2年間の出場停止。また禁止薬物が入っていることを知らずにサプリメントを摂取したというマネル・ケイプも違反者に。何度も検査に引っかかって話題になったジョン・ジョーンズ、古くはBJペン、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラなど多数のファイターが違反者に名を連ねている。
中には、病気になってつい飲んだ薬に禁止成分が入っていたケースもあるため、すべてを同列に見れないのが、ドーピング検査の難しさと言ってもいいのかもしれない。
朝倉の投稿を見たユーザーは「えっ、凄いねタイにまで」や「UFCは徹底してるね」、また平本蓮のドーピング疑惑問題の渦中にあるためか、「なかなかのタイミングで来てますね」や「このタイミングで」といった声が寄せられた。
たしかにこのタイミングで、タイまでドーピング検査員が訪ねてきたら驚くのは無理のない話だが、なるべく朝倉の練習の妨げにならないことを祈るばかりだ。
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