【UFC】ヘビー級王者ジョーンズ、1年8ヶ月ぶりに復帰、ミオシッチと仕切り直しの初防衛戦へ=海外報道
現在、長期欠場中のUFCヘビー級王者のジョン・ジョーンズ(37=米国)が11月16日(日本時間17日)にNYで開催される『UFC 309』でスティーぺ・ミオシッチ(42=米国)と初防衛戦を行う見通しであることが分かった。複数の海外メディアが28日に報じた。
報道によれば、ダナ・ホワイト社長が28日に実施された『Dana White’s Contender Series 2024:Week3』の大会後の会見で明かしたという。
ジョーンズは昨年3月開催の『UFC285』で実施されたUFCヘビー級王座決定戦で前暫定王者のシリル・ガーヌに初回ギロチンチョークで一本勝ち。ヘビー級新王者になると共に、ライトヘビー&ヘビーの2階級制覇に成功した。
その後11月に元王者のミオシッチとの初防衛戦に挑む予定だったが、レスリングのトレーニング中に左胸の胸筋腱断裂の大怪我を負い欠場。王座を保持したままで長期戦列を離れており、今回の初防衛戦は1年8ヶ月ぶりの復帰戦となる。
現在のUFCヘビー級のタイトル戦線は、正規王者ジョーンズ欠場に伴い、昨年11月に暫定王座決定戦を行い、トム・アスピナル(英国)が暫定王者として立っている状態。今年7月のその暫定王座の防衛戦では、アスピナルが挑戦者のカーティス・ブレイズを秒殺KOで下し、ジョーンズとの統一戦の機運が高まっていた。
しかしホワイト社長は、それらの状況を理解しつつも、あくまでミオシッチの立場を遵守する考えで、先ずは中止となってしまったミオシッチ戦を実施することを優先する考えのようだ。
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