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【BOM】名高が計量クリアー、WBCタイトル戦では「いい試合をして熱狂の渦を作りたい」

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2024/08/31(土)UP

WBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級王者決定戦で対戦する名高・エイワスポーツジム(右)とペットアヌワット・ノーアヌワットジム(左)

 2024年9月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『Shimizu presents BOM47』の前日計量が8月31日(土)13:30~神奈川・横浜にあるエイワスポーツジムにて行われた。

 ダブルメインイベントのWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級(52.16kg)王者決定戦で対戦する名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)は52.12kg、ペットアヌワット・ノーアヌワットジム(タイ)は51.22kgで計量をクリアー。

 名高は昨年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』のメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4R KO勝ち、12月のRWSではラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦で勝利し3階級制覇。今年2月には正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファーとの統一戦にも勝利し、正規王者に。前戦となった7月のジョムホートとのラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチでも圧倒的な差を付けて勝利、2度目の防衛に成功し、現在驚異の31連勝を誇る。

 計量を終えた名高は「今回は減量が凄く楽にできて、体調はいい感じです。リカバリーすれば、今でも試合ができるぐらいです調子もいいです」と好調をアピール。

 今回対戦するペットアヌワットはフィーム・カオ(膝の得意なテクニシャン)のタイプで、名高がタイトルマッチで対戦したプレーオプラーオに勝利。また、先日にはWMO世界王者になったペットタイランドにも勝利している、元ラジャダムナン108ポンドのチャンピオンで、True4Uの112ポンドのチャンピオンでもある。

 相手については「身長は175cmと聞いていたので、もっとデカいかなと思ったんですけど、上半身は結構小さいなと。足周りはしっかりしてるなという印象がありました」といい、「今年戦ってきた相手の中でも1位、2位を争うレベルの選手だと思うので、集中してかからないと危ない相手」と警戒を強める。

 しかし、「足を効かせられればハイキックも当たると思いますが、今回はボディストレートが鍵になると思っていて、身体は細いので当たれば効かせられるんじゃないかなと。どんな展開になっても倒せるようには準備してきました」とKO決着にこだわるという。

 日本初となるWBCムエタイのダイヤモンドのベルトの懸かった試合となり、「実際にベルトを見てカッコいいですね。認められた選手しか挑戦する機会を守られないベルトだと思っているんで、僕は今回しっかり勝つことで、また僕も歴史的な選手の一員になっていけると思うので、絶対勝たないといけないと思いました」と気合いを入れる。

 現在、台風10号が迫っている状況だが、「僕は雨男なんでちょっと怖いんですけど(苦笑)、明日はうまく逸れてくれたら。台風の影響で横浜に暴風が起こるんじゃなく、僕がいい試合をして熱狂の渦を作りたい」と意気込みを語った。

WBCムエタイ世界フライ級王者決定戦で対戦する竜哉・エイワスポーツジム(右)とシヴァラット・ウォー リンティダ(左)

 また、もう1つのメインイベント、WBCムエタイ世界フライ級(50.80kg)王者決定戦で対戦する元ラジャダムナン・スタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)は50.60kg、シヴァラット・ウォー リンティダ(タイ)は50.44gで計量をパス。

 計量を終えた竜哉は「今回はフライ級なので減量もそんなになかったので調子はバッチリです」と絶好調の様子。

 対戦相手については「思ったよりも背が高かったのですが、全然倒せそうな感じでした」といい、「今まで練習してきた通り、ボディへのパンチで倒すイメージをしています。名高もボディでのKOにこだわりがあるようですが、それ以上の衝撃を与えるKOをします。名高よりも僕の方が試合は先なので、試合後に比べられても竜哉の方が強かったと言われるような倒し方をします」と名高よりもインパクトある勝ち方を目指すという。

 WBCタイトル奪取後には「ラジャダムナンのフライ級のベルトに挑戦していきたい」とラジャダムナンスタジアム二階級制覇を目標に掲げた。その他の選手の試合結果は以下の通り。

 

▼第8試合 WMC日本スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ 3分5R
JOH(MSJキックボクシングジム)=51.8kg
vs
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)=51.68kg

▼第7試合 WMC日本女子ピン級(45.53kg)タイトルマッチ 2分5R
MIREY(WSR三ノ輪)=45.40kg
vs
撫子(GRABS KICK BOXING STUDIO)=42.90kg

▼第6試合 BOM 60kg契約 3分3R
羅向(ZERO)=60.0kg
vs
ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション)=59.9kg

▼第5試合 BOMバンタム級(53.50kg) 3分3R
佐藤九里虎(FAITH)=53.5kg
vs
隼(尚武会)=53.45kg

▼第4試合 BOMスーパーバンタム級(55.34kg) 3分3R
吏亜夢(ZERO)=55.15kg
vs
松山和弘(ReBORN経堂)=55.30kg

▼第3試合 BOMバンタム級(53.50kg) 3分3R
リュウノスケ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)=53.85kg
vs
ムアンチャイレック・エックススタームエタイ(タイ)=53.65kg

▼第2試合 BOM 52.50kg契約 3分3R
れい(湘南格闘クラブ)=53.45kg
vs
福 僚太(健成会)=52.25kg

▼第1試合 BOM 56.0kg契約 3分3R
コウキ・オーチャロンチャイ(BTCジム)=55.80kg
vs
高田 優(湘南格闘クラブ)=56.0kg

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