魔裟斗、激闘の武居由樹に”アッパーが進化していた”、天心戦への期待も
9月3日(火)東京・有明アリーナにて行われた[WBO世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦]では、同級王者の武居由樹(大橋)が挑戦者で同級1位の比嘉大吾(志成)に3-0(115-112、114-113×2)の判定勝利。ダウンを奪われる場面もあったが、比嘉との死闘を制し初防衛に成功した。
この試合を現地で観戦していた魔裟斗は自身のYouTubeチャンネルで武居の戦いを振り返り、「K-1時代のアッパーの変形」とキック時代からの進化を解説した。
試合は序盤、静かな立ち上がりで互いに距離感を伺うが、3Rからは武居が試合後の会見でも「練習してきた」と語った右のアッパーを比嘉に合わせ、次第に距離感を掴む。以降もアッパーを的確に当て、11R、比嘉の左フックでスリップ気味のダウンを奪われるも、12Rには武居が怒涛の連打で攻めまくり判定3-0(115-112、114-113×2)で軍配は上がった。
魔裟斗は武居の右アッパーについて「ずっと狙っていたし、あれはグっと入っていくときに合わせてきて比嘉には嫌なパンチだったと思う。今回のアッパーはK-1時代にあった飛び込みざまのアッパーの変形で、飛び込まずに打っているのだと思う」とキック時代からの進化を語った。
さらに武居の回復力も評価。魔裟斗は4Rの比嘉のラッシュに耐えた武居に「効いた?大丈夫か?と思ったけど、ラッシュの後の回復が早くて、よく練習して走り込んでいるのだなと思った」と語り、前戦のモロニー戦よりも進化していることをうかがわせた。
試合後のマイクで那須川天心へエールを贈った武居についても「魔裟斗ちゃんねるに来た時に“天心との試合は必ずやらなければならないと思ってます”とはっきり言ってたしね」と2人の対戦にも期待の声を上げた。
那須川vs武居の実現なるか。主要4団体の世界王者全員が日本人のバンタム級、熾烈なベルト争いから目が離せない。
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