【K-1】軍司泰斗がV2戦へ意気込み、挑戦者・寺田匠に“打ち合い”要求=9.29
9月29日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館にて開催される『K-1 WORLD MAX』の〔K-1 WORLD GP フェザー級タイトルマッチ〕で対戦する王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と挑戦者・寺田匠(team VASILEUS)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
軍司はプロ戦績25勝(6KO)5敗1分のK-1 WORLD GPフェザー級チャンピオン。21年4月に王座を獲得し、現在12連勝中。
今年3月の『K-1 WORLD MAX』ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦。両者延長にまで及ぶ激闘を繰り広げ判定で軍司が勝利した。
対戦相手の印象を聞かれると「独特の前の出てくる戦い方だな、という印象ですね」と短く語った。
軍司は7月の『K-1 WORLD MAX』で寺田と兼田将暉の試合をリングサイドで観戦しており、寺田が勝利した際にはマイクでタイトルマッチをアピールしていた。
王者として防衛戦をする義務について軍司は「もともと今回のタイトルマッチが決まる時は、兼田選手が勝ったらやってもいいよという約束だったんです。それで、Krushの宮田(充)プロデューサーからは『つまらない試合だったらリングに上がらなくてもいい』と言われていて」と驚きの発言。
続けて「でもあんな試合になって。なので僕は、(リングに)行くつもりがなかったんです。圧勝で終わるか、兼田選手が勝ったら行こうと思っていたので。でも、カメラにずっと僕が抜かれていて終わるかなと思っていたんですけど、それがずっと続いていて、行かなければいけない状況になってました」と想定外のことが起こっていたと明かした。
どんな試合を見せたいかを問われると「打ち合いですね。疲れるけど、盛り上がるので。打ち合っていると歓声が聞こえてくるので、気持ちが入るんですよね」と意気込んだ。
一方、挑戦者の寺田は戦績9勝(4KO)1敗。23年11月にはイタリアの『OKTAGON』のISKA世界スーパーフェザー級タイトルマッチでミルコ・フルメリをTKOで下し、王者に。24年2月は『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』で冨永武聖から1R TKO勝ち。
team VASILEUSへ移籍後、7月に兼田将暉と対戦し、激闘の末に判定で勝利した。
対戦相手である軍司のイメージを聞かれると「フェザー級に上げて一度も負けていないので、試合運びがうまいのかなと思っています。K-1甲子園の頃から知っているので、3分3Rでどんな試合をしたら勝てるのかが分かっている選手です」と対戦に自信を持っていること。
またどんな展開に持ち込みたいか聞かれると寺田は「普通の展開で判定になったら、向こうが支持されると思うので、一発を狙っています」とコメント。続けて「分かりやすい勝ち方をしたいですね。前回の兼田戦は、100%俺が勝ったと思っていたんですけど、後から兼田選手が勝っていたとかコメントがあって。べつに何を言われてもいいんですけど、チャンピオンになってそれを言われるのは嫌ですね」と語った。
両者は現在連勝中で、勢いに乗っているファイターだ。軍司が圧倒的な差を見せつけるのか、寺田が下剋上を果たすのか。期待が高まる試合となっている。
▶次ページは【フォト】軍司の“顔面に食い込む”強烈なパンチ!
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