2024/09/10（火）UP
（最終更新：2024/09/10 12:56）

『RIZIN 48』に出場するラジャブアリ・シェイドゥラエフ

　9月29日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『RIZIN.48』で［RIZIN MMAルール 66.0kg］として、元RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタ（37※試合時=アメリカ）とフィニッシュ率100%のラジャブアリ・シェイドゥラエフ（23=キルギス）の対戦が決定。
　無敗でフィニッシュ率100%のシェイドゥラエフの強さとはどのようなものなのだろうか。

【動画】シェイドゥラエフがRIZINデビュー戦で武田をチョークで仕留める瞬間！

　シェイドゥラエフは戦績11勝（4KO/7一本）無敗で驚異の”フィニッシュ率100%”を誇るファイター。22年からロシアの団体ACAで3連勝を飾ると、韓国ROAD FCの63kgトーナメントではヤン・ジヨンと対戦し、1Rにリアネイキッドチョークで圧巻の一本勝ち。その後同トーナメントは計量失格で離脱となったが、昨年10月の前戦もリアネイキッドチョークで一本勝ちしてRIZINと契約。
　今年6月の『RIZIN.47』でデビューすると武田光司と対戦。圧倒的パワーで武田を持ち上げテイクダウン、バックを奪い最後はリアネイキッドチョークでタップを引き出した。

シェイドゥラエフが武田光司を締め上げる

　シェイドゥラエフのバックボーンは柔道とレスリング。高校時代には柔道とサッカーを習っており、それ以前は自宅で自己流のトレーニングを行っていた。高校卒業後にはレスリングを習い始め、3年後にMMAを始めた。

　22年にはGAMMA（総合格闘技協会）の試合に出場。4日間で3試合を行うというハードスケジュールをこなし、3戦全フィニッシュしてGAMMAフェザー級王座を獲得した。しかし、本来MMAの試合は5分3Rや5分5RであるもののGAMMAは3分3R制だったことからその3試合はプロの試合ながらプロ戦績に含まれていない。

　驚異の快進撃を続けるシェイドゥラエフだが元王者のアーチュレッタを倒し、タイトル戦線に名乗りを上げるかが期待される。

▶次は【動画】シェイドゥラエフがRIZINデビュー戦で武田をチョークで仕留める瞬間！