まるで甲冑!王者・田中恒成と挑戦者カフがバキバキボディの競演、初防衛なるか
10月13、14日行われる7大世界戦+那須川天心 地域タイトル戦『Prime Video Boxing 10』(東京・有明アリーナ)vol.2(14日)の前日計量が13日に行われ、 4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(29=畑中)は52.1kg、挑戦者で同級6位プメレレ・カフ(29=南アフリカ)は52.0kgで計量をパスした。田中は超バキバキボディを見せマッスルポーズ!カフもそれに負けないマッスルポーズを決めた。フェイスオフでは、田中がカフの顔に超接近し睨み合う緊迫の場面もあったが、最後は笑顔で握手を交わした。
計量後の囲み取材で、田中は「前回の試合もこの試合も最終的な目標ではない。そこをいかにどういう勝ち方で勝つかっていうのが大切。明日の36分間が4団体統一の始まりだと思う」と意気込んだ。
田中はボクシング戦績20勝(11KO)1敗。今年2月にダウンを奪う判定勝ちでスーパーフライ級王座を獲得し4階級制覇を果たした。今年7月に防衛戦を行う予定だったが、相手の大幅な体重超過で試合がキャンセルに。今回は8ヶ月ぶりの試合となる。
11日の会見では、カフに対し「髪の色が紫ですね。僕のおばあちゃんも鮮やかなパープルに染めていて。何が言いたいかというと、見慣れているので威嚇にはならないよ、と」と笑いを誘い余裕を見せていた。試合は今後のことにとらわれず、この一戦に集中し「スピード感ある熱い試合をしたい」と語っていた。
田中の唯一の一敗は田中がスーパーフライ級に上げた初の試合、20年12月、王者・井岡一翔に挑み8回TKO負けを喫した一戦だ。田中は11日の会見で今後の目標について聞かれた際「僕にも1敗がある。この階級でその負けから成長した、改めて強さを示せる相手と戦うこと」と語っている。それは井岡のこととも取れる。そのリベンジへ向け今回は落とせない試合だ。
対する同級6位のカフは10勝(8KO)3分、無敗でKO率は80%だ。前戦は昨年12月、1R、26秒でKO勝ちし、南アフリカ スーパーフライ級王座を獲得している。
カフは11日の会見で「リングで戦っている姿よりも実際の方が小柄」と自身は168cmの身長に対し、164cmの田中を見下すように語り、「ずっと待っていた試合。このタイトルマッチが組まれて夢が叶った思い。当日は俺が勝つ」と宣言した。
果たして田中はこの高KO率のカフに初防衛なるか。
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