角田夏実、36歳でのロス五輪挑戦を示唆!年齢、怪我、悪夢との葛藤も
26日に日本橋三越にて行われた『プロジェクト道 2024 柔道』でパリ五輪柔道女子48kg級金メダリスト角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)とリオ五輪柔道男子100kg級銅メダリスト羽賀龍之介(33=旭化成)がスペシャルトークショーに登場。2人は幼少から柔道を始め、大きな壁や乗り越えた自身の道について語った。そして角田は怪我や年齢など不安や葛藤もあるが4年後のロス五輪挑戦を示唆した。
【フォト】角田のトークショーで見せた、笑顔と不安、可愛い顔の瞬間!9枚の写真
トークショーは早稲田大学スポーツ科学学術院の中村好男教授のナビゲーターで行われた。中村教授が4年後のロス五輪のイメージについての質問に、羽賀は「他の国も強くなってますが、ロス五輪の金メダル第一号は角田が取るのではと思う」と笑顔。今年のパリ五輪では全競技で角田が日本選手最初の金メダルとなった。
角田はロス五輪について、「4年後は36歳になってしまう」と言うも「これからも絶対柔道に関わってはいくんですけど、柔道で試合、次のロスを目指したいって気持ちも、 もう年齢的に無理なんじゃないかっていうのを、チラホラ自分でも感じてますし、周りの方も感じてると思うんですけど、 でもそこはやってみないと分からないところもあるので、1年1年、頑張っていきたいとの思いがあります」と自分と向き合ってやっていきたいという。
そして「今回、本当にオリンピックで自分はメダルを取ることができて最も思ったことは、本当にやる前に諦めない方がいいなと言うこと。 もう私には無理かなとか、できないと思うタイプだったので。本当に大学の時も、 全国で優勝した時も、いや、私はこれ以上強くなれないとか、いや、私にオリンピックなんて無理だ無理だって思って挑戦する前に一歩出るのをやめていたんですね。でも勇気出して一歩踏み込んでみて、 諦めずに良かったなって本当に思っているので、 なんか自分に今できないことを逆にやってみたいなって思ったり」と挑戦する気持ちが強くなっているという。
東京オリンピック時は52kg級は阿部詩がほぼ決まりで引退を考えたというが、現役続行を決意。階級を48kg級に落とし、そこでの試行錯誤もあったが、最後は五輪で金メダル獲得に至った。
五輪のプレッシャーから約1年前から、「減量に失敗するのでは」などの悪夢にうなされたことも多かったとも語ったが 「柔道をしたい、辞めたくない気持ちがすごい今あるので、ちょっと怪我も今してて、だいぶ良くなってきたので、これからもう1回道着を着て練習を行った時に、まだまだやれるぞって思ったら、ロス五輪目指して頑張りたいなと思います」と4年後のロス五輪への可能性を示唆した。
これまでロス五輪へは、ほぼゼロに近いと語っていたが、一歩前進した形だ。
角田はパリ五輪で左肩を痛め、18日の始球式後の会見でも「投げるのは逆の肩(右)だったので問題ないんですけど、投げるとにこっち(左肩)の引きが大事だって言われるんですよ。体のひねりで『こうやると肩痛いんだよな』と思いながら練習していました」と怪我の痛みを調整しながら乗り越えたと語っていた。
来年4月は、女子柔道の無差別級日本一を決める『全日本女子柔道選手権』に出場する角田。練習と結果次第で道はいくつか見えてくるだろう。彼女のYouTubeでは柔道の他にMMAへ興味や結婚願望なども語られていたが、果たして彼女の選ぶ道は?
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