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もう肉体芸術!杉山しずか、格闘家でボディメイク日本一は「前代未聞!」その凄さ

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2024/11/26(火)UP

杉山しずかのボディはまさに肉体芸術だった(11月24日撮影)

 パンクラス女子フライ級王者で“美しき格闘家”として人気の杉山しずか(37)が24日、ボディコンテストの『ベストボディジャパン日本大会』(両国国技館)のフィットネスモデル部門レディースクラス(35歳〜49歳)の部に出場し初優勝。さらに同部門の各年齢別の優勝者で競われるオーバーオールで総合優勝し、日本一に輝いた。現役のプロ格闘家でボディコンテスト優勝は、フィットネス関係者や格闘技関係者も「聞いたことがない」と驚く。

【フォト】まさに肉体芸術!杉山のビキニで筋肉!鍛えた腹筋、くびれ、ヒップの数々

 杉山のバキバキ腹筋は数年前から話題だが、さらに肩の盛り上がり、くびれ、ヒップアップ具合など、まさに芸術的なボディへと成長した。格闘家でボデイコンテストは難しいことなのか。

杉山(左)は連覇を狙う河本眞希(左)と決勝を争った

 杉山の友人でタレント、一昨年のこの大会の同クラスを制した愛川ゆず季は、自身もテコンドーやプロレスをやっていた関係から「格闘家をしながらボディメイク大会を制するのは凄すぎる。初なのでは」と関係者同様に語る。確かに優勝、さらに総合優勝も思いつかない。格闘技は打撃、組み技の力をつけるための全身からパワーを出すトレーニング、ボディメイクは筋肉の美しさを競うもので、各箇所のトレーニングや絞りが主となる。

 愛川は杉山のトレーニングを手伝い、愛川の夫のパーソナルトレーニングジムで鍛えた。10月に首都圏大会へ挑む杉山を取材した際「肩の盛り上がりが弱いと言われます。あと格闘技の組技や人を持ち上げたりしてると胴回りに筋肉がつき、私はずん胴体系。くびれを作ること。あとお尻はペタンとしてましたが、盛り上がってきました」とパンクラス女王でもボディメイクとなるとやはり必要な部分が異なってくる。美しい体を作りために、各部位に特化した筋トレを続けた。

10月9日、杉山のボディ、くびれ、肩の筋肉やキレをつけるトレーニング中だ

 首都圏大会で優勝も「そのままでは勝てないと言われました。それが刺激になり頑張りました」と語る杉山。腹筋の割れ具合をさらに増し、肩周りの大きさ、くびれが増し、まさに肉体芸術だった。先月の優勝から1か月、くびれを作りさらに肩、お尻を盛り上げるために徹底的に追い込んだという。

 杉山は「ラストスパートという感じで、とにかく絞れるだけ絞るし、厳しいこと言ってくれるコーチは『まだまだ腹筋出ていないと勝てないよ」とか。それがいい刺激になりました」と語り、筋肉を保ちながら脂肪を削り、筋トレと有酸素、さらにこの1か月間はご飯を控え、プロテイン中心の食生活となった。

「上半身、腕が明らかに重くなっていて体脂肪は減っていって。もうやればやるだけ筋肉がつくタイプなんだなぁと」と実感したという。

 杉山も格闘技とボディメイクのトレーニングは全然違うと言い、理想のボデイ体型を作るために特化した各部位のトレーニングや絞りを取材し納得したが、腕での絞め技のパワーがついたと杉山。次は来春にもパンクラスの防衛戦も視野に入れ、これからは格闘技のトレーニングに戻る。そのボディの変化やパフォーマンスにも期待したい。

▶︎次のページは【フォト】まさに肉体芸術!杉山の筋肉の数々

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