元UFCヘビー級暫定王者ガーヌ、3本も足指骨折で戦っていた！？痛々しいレントゲン写真を公開

2024/12/10（火）UP
（最終更新：2024/12/17 12:06）

　12月8日（日本時間）に米ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFC310』のヘビー級マッチでアレキサンダー・ヴォルコフ（ロシア）に判定2-1で勝利した元同級暫定王者のシリル・ガーヌ（フランス）。試合後のマイクで左足の指を試合中に骨折したことを明かしていたが、9日に自身のSNSで負傷箇所のレントゲン写真を公開。親指を含む3本の指を骨折した痛々しい状態に「これは酷すぎる」とファンが心配した。

【フォト&動画】3本の足指が骨折！痛々しいレントゲン写真、足を引きずる姿も

　暫定王者のガーヌは現在ランキング2位、同級3位のヴォルコフとの対戦は、タイトル挑戦を見据えたファン期待の一戦だった。共に卓越したスタンド打撃を誇るヘビー級のトップ選手だけにKO決着が期待されたが、ガーヌが精細さを欠いた動き。技術戦ではあったが、派手な倒し合いはなく、甲乙付け難い接戦でガーヌがスプリット判定で競り勝った。

　ガーヌは試合後の会見で「爪先だけでなくそれ以外の指も第1ラウンドの最初の時点で折れた。左足は使えない状態だったが、ギブアップせずに戦い抜いた」と悔しそうに語り、足を引きずりながら控室に戻った。

　そのガーヌが試合後、自身のインスタのストーリーに負傷箇所のレントゲン写真を公開。親指から並ぶ3本の指が折れている。親指に至っては複雑に亀裂が入って割れている状態だ。

　この痛々しいレントゲン写真にネット上では「これは酷すぎる」「こんな状態で戦っていたなんて」「これは長引く怪我だ」と心配する声が上がった。

　昨年3月のヘビー級王座決定戦でジョン・ジョーンズに敗れ、以来2連勝のガーヌ。タイトル挑戦に向けて早い復帰を期待したい。

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