KO勝ちのネリ「アイツはただの大口だった」亀田京之介は流血し腫れた顔も
2月23日(日本時間)メキシコ・ティファナで行われたプロボクシング戦ではルイス・ネリ(メキシコ)が亀田京之介(日本/TMK)に強烈連打で2度ダウンを奪い、7回 TKO勝利。5R以降はネリの頭が京之介の顔面にバッティング、京之介は両目尻から流血する悲惨な姿となった。
【フォト&動画】ネリの連打に京之介が崩れ落ちる!バッティングで流血の顔も
試合前には京之介が「1RでKOする」「井上尚弥戦を見て弱いと思った」などと挑発し、ネリもフェイスオフで殴りかかるなど”因縁”の生まれた一戦。
試合は、カウンター待ちの京之介が序盤はネリに相打ち覚悟でヒットさせるなど善戦も、突っ込んできては強打のネリが次第に優勢に。5Rからはネリが圧倒し、バッティングもあり京之介はボロボロに。
京之介はそれでも倒れず応戦したが、7Rにはネリの強烈連打で2度のダウンを奪われ、試合がストップした。
ネリは試合後、自身をプロモーションする『ザンファー・ボクシング』のインタビューで「試合前、亀田選手は『日本人の俺がKOする』『1Rで倒す』と言っていたが、大口を叩いていただけだった。俺はこのティファナで、誇りを守り切ることが出来たよ」と嬉しそうに話す。
また、練習を再開して1カ月半で臨んだ割には上手く出来たとも。
そして今後の進路を聞かれると、フェザー級には上げずに「122(スーパーバンタム級)で戦ってゆく。12月にはタイトルマッチが出来そうなんだ、これに向かって練習してゆく」となんと今年末にスーパーバンタム級でタイトル戦を行いたいと言う。
今回の試合前には、現地メディア『El Clinch』のインタビューでネリは「目標は、スーパーバンタム級の4団体統一王者になること。打倒・井上尚弥が目標ではないが、井上がその道の上にいるなら再戦も辞さない。挑戦者として再び戦う」と語っている。
また『Baja news』でも「まるで井上尚弥へのリベンジのためのように激しく燃えてトレーニングしているぜ!」とも語っていた。
今回の試合は当初フェザー級戦とも言われていたが、結局スーパーバンタム級(約55.3kg)と、京之介のフェザー級(57.1kg)からそれぞれ900gプラスマイナスした56.2kgの契約体重で行われた。
しかしネリは今回も、一度目の計量で900gオーバー(再計量でパス)しており、スーパーバンタムで戦うことに不安の声もある。進路はどうなるのか。
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